「Los Angeles Dodgers」公式Xポストより引用

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 現地10月1日(日本時間2日)、フィリーズとブレーブスのワイルドカードシリーズ第3戦は、ブレーブスが6-2で勝利。対戦成績を2勝1敗とし、ドジャースが地区シリーズで迎え撃つ相手はブレーブスに決まった。
 決着が第3戦までもつれたことは、少なくとも疲労面においてドジャースに追い風となるだろう。ブレーブスはこの試合だけでも6投手を投入。最後は第1戦に先発したクリス・セールが中1日で1回1/3を救援した。

 ブレーブスは休養を1日挟んでロサンゼルスへ向かう一方、ドジャースは9月27日のレギュラーシーズン最終戦から実戦を離れ、地区シリーズへ備えてきた。もちろん、休めば休むほど有利という単純な話でもない。勝ち上がったチームは実戦の緊張感を保って乗り込んでくる。ドジャースがこの休養を初戦から生かせるかは、一つのポイントになりそうだ。

◆ドジャース好調の裏にある“皮肉な数字”

 そんなドジャースは9月を18勝7敗で駆け抜け、100勝62敗でレギュラーシーズンを終えた。だが、この好調な1か月には、少しばかり皮肉な数字も残っている。

 大谷翔平の欠場が続いていた頃、Xでは「実は大谷君いない方がドジャースは強いんじゃね?」との投稿が約100万回表示されるほど反響を集めた。身もふたもない一言だが、それだけ目を引く状況だったのだろう。

 実際、9月に大谷が出場した8試合でドジャースは4勝4敗。対して一度も出場しなかった17試合では14勝3敗だった。

 ただし、8試合と17試合である。対戦相手も違えば、味方の先発投手も違う。この数字だけで「大谷が出るとドジャースが弱くなる」とまで結びつけることはできない。

 それでも、勝敗だけではないのが興味深い。大谷出場時のドジャースは1試合平均4.25得点だったのに対し、不在時は5.71得点。大谷がいなかった試合の方が、1試合あたり1.5点近く多く取っていた。

◆9月は打率2割、本塁打ゼロ…大谷自身の状態は

 そこで気になるのが、大谷自身の状態だ。9月は30打数6安打の打率.200、0本塁打、1打点、14三振。上旬から欠場が続き、7日に一度戻ったものの再び戦列を離れた。その後、右上腕二頭筋と左膝の問題で負傷者リストに入り、23日に復帰するまで、2週間以上も実戦から遠ざかっていた。

 大谷らしくない成績と、チームの14勝3敗。それだけを並べれば、「いない方が強い」という声が出るのもわからなくはない。

◆好調の要因とも言える「ベッツ復調」と「投手陣の奮闘」

 だが、ここで大谷だけを原因にすると、9月のドジャースで本当に起きていたことを見失う。