【MLB】「カブスが再契約を結ぶべき選手は今永昇太」米メディア、FA左腕の動向に注目 「彼を失えばチームの不安要素が増す」と主張
カブスはナ・リーグのワイルドカードシリーズに進出したものの、パドレスにスイープを喫して敗退が決定。今季の全日程を終了し、話題は早くもストーブリーグに移っている。鈴木誠也外野手、今永昇太投手はともにフリーエージェント(FA)となるため、その動向について米複数メディアが報じている。
■先発投手陣がほぼFA
来季に向けてカブスの最優先課題は、先発ローテーションの再構築。オフには今永をはじめ、ケビン・ガウスマン投手、デビッド・ピーターソン投手、マシュー・ボイド投手、クレイ・ホームズ投手ら主戦がそろってFA資格を得る。
さらに負傷離脱しているエース格のジャスティン・スティール投手は、来季開幕に間に合うかどうか不透明。もしFA選手がチームを去った場合、頭数をそろえるだけで相当な労力が必要となる。
そんな中、多くの米メディアは今永の去就に注目。今季は先発投手陣の中で最多となる32試合に登板して11勝10敗、防御率3.77をマーク。最後まで先発ローテーションを守り抜いた。メジャー3年間では通算86試合に登板して35勝21敗、防御率3.45を記録。安定した投球を続けており、球界での評価は高い。
■オールスターにも選出
米メディア『ブリーチャー・レポート』は、来季の所属先としてカブス残留を含め、ナショナルズ、ホワイトソックス、ジャイアンツ、パドレスを有力視した。
一方、『CLUTCH POINTS』は、「カブスは今永と再契約を結ぶべき」と主張。「33歳の彼は、2024年にメジャーデビューを果たして以来、目立たないながらも球界屈指の先発投手として活躍してきた。24年にはオールスターゲームにも選出された。それにもかかわらず、実力に見合う評価を受けてきたとは言い難い。メジャーでのシーズン防御率が3.77を上回ったことは一度もない」と指摘した。
さらに「毎年安定して25~32試合に先発し、良好な防御率を残せる投手を見つけるのは難しい。彼は先発ローテーションの中で計算できる存在だ。すでに大きな課題を抱えるカブス投手陣にとって、彼を失えば不安要素がさらに増すことになる」とし、「FA市場において、チームが何としても再契約すべき選手は今永だ」と改めて強調した。
今季を振り返り、「シカゴのファンに、たくさんの感謝を伝えなければいけない」と話していた今永。どんな決断を下すのか、動向に大きな注目が集まっている。

