藤ノ川は堂々の敢闘賞 3大関全員撃破、大関昇進の目安の起点に「もう一つ上を目指したい」
「大相撲秋場所・千秋楽」(27日、両国国技館)
横綱大の里が6場所ぶり6度目の制覇を遂げた。綱とり失敗の霧島は琴桜との大関対決を上手投げで制して勝ち越した。琴桜は9勝6敗。新関脇藤ノ川は熱海富士をすくい投げで退けて11勝4敗。熱海富士は8勝7敗だった。
京都出身として198年ぶりの新関脇、藤ノ川は11勝と星を伸ばして終えた。鋭い立ち合いでもろ差し。熱海富士の圧力で押されたが、土俵際でひらりとかわして逆転した。「余裕があった。見えていた」。新三役の2桁星には「できすぎ」と笑ったが、3大関全員を撃破し、堂々の敢闘賞。大関昇進の目安(三役で3場所合計33勝)の起点も作った。「押し出して勝てる相撲が増えた。もう一つ上を目指したい」と見据えた。
