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トランプ大統領と習近平国家主席はこのあと米中首脳会談に臨みます。習近平氏のアメリカ到着から異例の歓迎ムードに包まれていますが、中国の思惑について、北京から中継でお伝えします。

──中国側は、この首脳会談にどのような姿勢で臨むのでしょうか。

中国共産党の関係者は、「トランプ大統領が国内向けにアピールできるように、顔を立てることになるだろう」と余裕を滲ませました。

5月に北京で行われた首脳会談では、習近平主席がトランプ大統領に、台湾問題について、「米中関係を危険な状態に追い込むことになる」などと強く迫る場面がありました。

中国政府の関係者は、「今回はできる限り衝突は避けて、親密さをアピールしたい」としていて、台湾への武器売却の中止は求めるものの、強硬な主張は控えるというのです。

中国側には、「交渉しやすいトランプ大統領に中間選挙で勝ってもらう方が良い」という思惑もあるようです。

──会談では、AIについても議題になるようですが、中国側はどのような主張をするのでしょうか。

中国政府の関係者は、「アメリカは中国をコントロールしようとするだろうが、効果はない」と強調しました。

中国側は、アメリカの狙いは急速に進歩を遂げる中国のAIを規制することにあるとみていて、中国政府の関係者は「アメリカに従うことはない」と明言しました。安全性の確保に向けた協力姿勢は見せても、大きく譲歩する可能性は低いということです。

今回の首脳会談は、互いの対立点を覆い隠しながら、それぞれが国内に向けて友好関係を演出することになりそうです。