競輪S級1班の諸橋愛(もろはし・めぐむ)選手が21日、死去した。49歳。新潟県出身。死因は頚髄損傷による多臓器不全。競輪を統括するJKAが22日に公表した。

 諸橋さんは12日、奈良競輪場の11R「S級準決勝」に5番車で出走。最終2センターで内に進路をとったところ、他の選手と絡んで顔面からバンクに叩きつけられるように落車。走路補助員が救助に向かい、その場で応急処置を施された後、奈良市内の病院に救急搬送されたが、21日午前2時14分に死亡が確認された。

 諸橋さんは97年4月に79期生としてプロデビュー。00年7月の寛仁親王牌でG1デビューを果たすと、ビッグレースの常連になった。17年9月にはG2共同通信社杯でビッグ初制覇。同年12月のKEIRINグランプリに初出場し、翌年は競輪界で9人しかいないS級S班に格付けされた。生涯成績は2377戦435勝。生涯取得賞金は9億7018万500円。

 競輪では7月に伏見俊昭さんが、落車事故で亡くなったばかりだった。

 ◇諸橋 愛(もろはし・めぐむ)1977年(昭52)7月21日、新潟県西蒲原郡出身。79期生として97年4月プロデビュー。通算成績は2377戦435勝。主な優勝はG2共同通信社杯(17年、武雄)。17年にKEIRINグランプリに出場。18年にはS級S班に格付けされた。1メートル72、75キロ。血液型O。