栄養士・讃井友香さん

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◆米大リーグ レンジャーズ2-7ブルージェイズ(20日、米テキサス州アーリントン=グローブライフフィールド)

 ブルージェイズ岡本和真内野手(30)は、20日(日本時間21日)の敵地・レンジャーズ戦に「4番・三塁」で出場。サイ・ヤング賞2度の右腕デグロムとの初対戦で、5回に決勝打を放つなど5打数1安打1打点だった。ポストシーズン(PS)のワイルドカードを争うチームの連敗を「2」で止めることに貢献した。

 長い長い連戦、移動、そして時差-。過酷なMLBにおいて岡本は1年目から完走目前だ。それだけでなく、疲れがピークのはずの9月(20日終了時点)に月別最高(5試合の3月を除く)のOPS(出塁率+長打率)・929をマーク。その理由の1つとして「適応力」が挙げられる。

 球団の栄養士・讃井(さぬい)友香さんは「何でも『おいしい』って言って食べてくれます」と岡本の食生活を明かした。讃井さんが用意する食事は一日で球場到着時、試合前、試合後の3食。世界中から選手が集まるMLBではそれぞれの食文化が異なるため、1食につき2種類以上のバリエーションを準備しているという。そんな配慮のお陰でもあるが、「日本から来てこんなに食べてくれる人はなかなかいないんじゃないかなって。ビックリしてます。食事に慣れると(環境にも)慣れやすいと思うので」。しっかりした体調管理がパワーの源だ。

 2人の関係性の良さを表す“儀式”もある。ブルージェイズの選手は讃井さんが作る特製ドリンクを愛飲。ペットボトルのフタの部分に誰のものか判別するために背番号のステッカーを貼っているのだが、岡本はリユースのマイボトルを好んでいるため「7」は使う機会がなかった。そこで誕生したのが1本塁打につき1枚貼っていくというルール。「全部ステッカーだらけにしてね!」と讃井さんから受けたリクエストに応えるように、ここまで33個もの「7」が貼られてきた。まだボトルの半分ほどしか埋まっていないが、今季のうちに1つでも多く「7」が増えることを願っている。(中村 晃大)