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 元HKT48声優の山田麻莉奈(31)が19日、自身のインスタグラムを更新。昨年の第1子出産時に経験した壮絶な「弛緩出血」の体験を振り返った。

 2025年12月31日に声優の梶原岳人との結婚と第1子誕生を発表した山田。「9月19日 去年の今日、長女を出産しました」と出産日を明かし「やっと会えた我が子はとっても可愛くて小さくて抱かせてもらうと思ったより重たく感じる3302gの女の子でした」と振り返った。

 出産は計画無痛分娩を選択し、当初は非常にスムーズに進んだという。しかし、出産直後から状況は急転。「しばらくすると徐々に子宮の痛みが強くなっていきました」と、出血が止まらない状態に陥った。医師からは「輸血するほどではない」と説明されたが、その後も出血は止まらず「耐えられないほどの痛み」が出てきたという。

 結局、輸血が必要となり「大きな病院へ緊急搬送」される事態に。搬送先が決まるまでの間、夫の梶原から「大丈夫」と何度も声をかけられていたが、この時点で既に出血量は2000ミリリットルを超えていたという。

 搬送先の救急センターで痛みがピークに達する中、「多くの医師に囲まれ、専門用語が飛び交う中、子宮を圧迫する処置を受けました。子宮の中を抉られるような感覚に叫び続け、身体から大量の血が出ていく感覚や寒気、そして絶えず聞こえる出血の音……」と当時の恐怖をつづった。

 この状況で「絶対考えたくなかった『死ぬかも』という考えが浮かんでしまって『意識を飛ばさないようにしなきゃ』とかいろんなことが頭の中をぐるぐる回っていました」と、必死に考えを巡らせたが、最後は意識を失ってしまった。

 山田が次に目を覚ましたのは、意識を失ってから2日が経過した後だった。「口には気管挿管の器具が入っていて苦しくて咳をしながら目覚めました。喉を痛めていて声は出ませんでした。目の前には夫と、福岡にいるはずの父。父は私が目覚める少し前に病院に到着したそうで、2人の顔を見た瞬間、涙が止まりませんでした」と告白。原因は「弛緩出血」で、最終的な総輸血量は「約12,000ml」という、通常の全身血液量を遥かに超える想像を絶する量だったという。

 この体験を通じ、山田は「成人女性の平均的な血液量を知り、今こうして生きていることが本当に奇跡なんだと思いました。どれほど多くの人に命を救ってもらったのか、改めて実感しています」と、周囲への深い感謝と共に命の尊さを訴えた。