元なでしこジャパンの山崎円美(36)が、性別適合手術と戸籍上の性別変更を経て結婚し、8回目の体外受精で念願の第1子を授かった経緯を明かした。

【映像】元なでしこ選手、性別適合手術後の現在の姿&妻と息子

 9月18日、ABEMAにて『ダマってられない女たち シーズン3』が放送。本番組はさまざまな女性の生き様に密着取材し、今を生きる女性の“幸せ”を飾らない言葉で語り尽くすトークバラエティ。MCはMEGUMI、剛力彩芽、ヒコロヒー。この日のゲストには岡田結実、井上和香が登場した。

 現役時代に日本代表として活躍した山崎。幼い頃から「物心ついた時から、兄の真似ばかりして、男として見られたいと思いながら生きてきた」というが、体の性別は女性だったため女子サッカーの世界に進出。「女子サッカー界でサッカーをやっていることは、自分は女なんだなっていうのを突きつけられる瞬間とかも、もちろんあって」とロッカーでの着替えや男子との体格差など心の中で葛藤を抱えながらも、サッカー一筋の情熱で22歳で代表入りを果たした。

 32歳の頃、自身のプレーや年齢に悩み現役生活の終わりに差し掛かっていた時、出会ったのが1歳年下の現在の妻だった。「将来の話とかをする機会があったときに、家のテイストとか、子どもが何人欲しい、男が欲しい女が欲しい…それが結構一緒だったっていうのが自分の中で大きくて」と意気投合。「サッカー以上に大事にしたいというか、『この人と結婚したい』って思ったのが、一番のきっかけで、サッカー辞めて男性になろうって決断できた感じです」と話し、性適合手術と戸籍の性別変更を経て2024年に結婚した。

 その後、子どもを授かるために精子提供による体外受精に挑戦。「少しでも自分の遺伝子も入って欲しいっていう気持ちが…」と明かした山崎だが、妊娠への道のりは険しく「7回『まだだったか』っていうのを経験して…」と回想した。

 それでも諦めずにタイミングを待ち続け、8回目の挑戦で妊娠が成立。今年5月に誕生した約3か月となる息子を抱きながら、山崎は「サッカーじゃない『おめでとう』っていうのがすごい新鮮で。そういう意味ではすごい2人に感謝してるし、嬉しい、ありがたいなって」と喜びを噛みしめていた。