マーリンズ・佐々木麟太郎 ビザ未取得でチーム合流できず個人練習中 ルーキーリーグでデビュー予定だった
マーリンズの佐々木麟太郎内野手(21)が南カリフォルニア日米協会(JASSC)の「Next Generation Rising Star Award(次世代のスター賞)」を受賞し、17日(日本時間18日)にロサンゼルス市内で開かれた晩さん会で表彰された。
花巻東高からスタンフォード大へ進学した佐々木は、学生アスリートとして学業と競技の両立に挑戦。今年7月12日のMLBドラフトでマーリンズから8巡目(全体235番目)で指名を受け、昨秋ドラフトで1位指名されたソフトバンクではなく米国での挑戦を選択して同20日にマーリンズと正式契約を結んだ。競技面での実績に加え、国境を越えて挑戦を続ける姿勢、スポーツ・教育・文化交流を通じて将来の日米関係を担う次世代の存在としての可能性が評価され、表彰されることが決まった。
佐々木は受賞について「プロとしてのキャリアが始まったばかりでまだ何もなしとげられてないですけど、今まで歩んできた道も加味していただいて、こういう賞をいただけることは大変光栄に思いますし、感謝の気持ちでいっぱいで、まずは心からうれしく思います」とコメント。マーリンズのマイナーチームがあるフロリダ州ジュピターから来たそうで、“プロとしてスタートしている?”と聞かれると「まだビザが取れてなくて…チームに参加できていないんです」とばつが悪そうに現状を明かした。「いまだ取れていない状況で、チームの場所にはいたんですけど、練習は個人で場所を見つけて。マイナーのシーズンはオフになったので、選手はだいたい解散している」と説明した。
当初の計画では8月中にビザを取得し、9月中旬までのルーキーリーグでマイナーデビューする予定だったという。「しょうがないです。自分も早く合流したかったですし、少しでも今年出てマイナーがどういう環境なのか、自分自身の立ち位置も確認したかった」と残念そうで、来年2月のスプリングキャンプでの合流へ向けて「しっかりトレーニングはできているのでそこをつなげて、2月から実戦になっていくと思うんですけど、しっかり準備していきたい」と話した。ビザが取得できていないため帰国もできない状況で、取得後のオフは米国にとどまるか、日本に帰るかも「決めていない」とした。
JASSCからは19年に大谷翔平投手(当時エンゼルス、現ドジャース)が「International Citizens Award(国際市民賞)」を受賞。今回は「X JAPAN」のYOSHIKI(年齢非公表)が同賞を受賞し、佐々木らとともに晩さん会に出席した。YOSHIKIは26日にニューヨークで開かれる世界最大級のチャリティー音楽イベント「Global Citizen Festival 2026」への出演を予定している。

