「優勝は優勝」と話していた便失禁の女子ハイロックス選手、公開謝罪し優勝タイトル返上
ジョアンナ・ヴィエトリクが結局、北京ハイロックス大会の優勝タイトルを自主返上することにした。
競技中に便失禁をしながらもレースを止めず、世界的な論争に巻き込まれてから約1週間で公に謝罪し、頭を下げた。
ヴィエトリクは先週末、中国・北京で開かれたハイロックス大会に出場した。
ハイロックスは最近、世界的に人気を集めているフィットネス大会だ。スタート直後に1キロのランニングを始め、その後は各ステーションで運動ミッションをこなしながら、その間に1キロずつ走らなければならない。トライアスロンにも似た競技だ。
ヴィエトリクは女子種目で最も難易度の高い「女子プロ」で競う選手だ。複数の大会で好成績を収め、特にワルシャワ大会では女子プロ種目の世界新記録(54分25秒)を達成するほど優れた成績を残した。
ヴィエトリクは今回の北京大会の競技中に腸に問題が生じ、便が脚を伝って流れ落ちる状況になったが、レースを中断しなかった。その後も競技を続けてフィニッシュラインまで到達し、優勝した。
しかし、競技映像などを通じて当時の状況が知られると、論争が大きく広がった。特に、他の選手や大会関係者が一緒に使用するコースや器具でレースを続けたことをめぐり、衛生上の問題に対する批判が相次いだ。
論争が拡大する中、ヴィエトリクは大会直後、SNSに「とにかく優勝は優勝」という趣旨の文章を投稿した後に削除し、その後は事件について公に立場を明らかにしなかった。
しかし結局、事件発生から約1週間で自ら謝罪文を発表した。17日、ヴィエトリクは自身のインスタグラムに「北京でレース中に起きたことについて、中国国民、仲間の選手、観客、そしてハイロックス関係者に心から謝罪したい」と明らかにした。続けて「レース開始時には完全に健康で体調も良く、具合が悪くなると予想する理由は全くなかった」と説明した。
そして当時、競技を続けた自身の判断を振り返った。ヴィエトリクは「振り返れば、トラックを離れるべきだったのにそうしなかったことを後悔している。別の選択をすべきだったことは分かっている」とし、「続けることを選んだ自分の決定に責任を持ち、これによって不快な思いや混乱を経験したすべての方に深く謝罪する」と伝えた。
ヴィエトリクは「熟考の末、このレースを遡及して棄権し、獲得したポイントを放棄することを決めた」と明らかにした。結局、北京大会で獲得した優勝タイトルを事実上返上することにしたのだ。
また「このことを振り返り、影響を受けたすべての人に心から申し訳なく思っている」とし、「今回の経験から学びを得ている。この教訓をこれからも忘れない」と明らかにした。
続けて「レースよりも人生には大切なことがあるという事実と、いつ身を引くのが正しいのかを知るべきだということも覚えておきたい」とし、ヴィエトリクは自身への批判が続く中で助けてくれた人々にも感謝を伝えた。
「この間、選手として、そして一人の人間として私を支えてくれた人々、親切と応援を送ってくれたすべての方に感謝する」とし、「今の私がきちんと言葉で表現できる以上に大きな意味がある」と話した。続けて「しばらく時間を取り、回復し、振り返り、雑音から離れて自分と家族をいたわりたい」と付け加えた。
![オーストラリア国籍のハイロックス選手、ジョアンナ・ヴィエトリク。[写真 インスタグラム キャプチャー]](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/b/7/b7775_204_e7c8fde6_f1752959.jpg)
