マレーシア首相、ミャンマー大統領を自国に公式招待方針…ロヒンギャの送還へ協議を進める狙いか

写真拡大

 【バンコク=米山理紗】マレーシアの地元紙ニュー・ストレーツ・タイムズは16日、アンワル・イブラヒム首相が、ミャンマー前国軍最高司令官ミン・アウン・フライン大統領を自国に公式招待する予定だと報じた。

 16日に出演したポッドキャスト番組で、招待する意向を示したという。

 報道によれば、アンワル氏は「我々はミャンマーを受け入れられるが、ミャンマーは難民を引き取らなければいけない」と述べた。マレーシアは2021年にクーデターを起こしたミャンマー国軍に強硬な姿勢を示してきたが、内戦を逃れてきたイスラム系住民ロヒンギャの送還に向け、協議を進めたい考えだ。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、マレーシア国内には2月時点で21万人以上の難民・亡命希望者がおり、過半数をミャンマーで居住していたロヒンギャが占める。マレーシア側にはロヒンギャに反発する声も出ている。