来年も稲作ができるのか… 米農家も悲嘆の声 記録的大雨から3週間 邑知潟周辺の排水完了も漂う悪臭…

羽咋市の邑知潟周辺の冠水は解消しましたが、水が引いてもなお、住民を悩ませているのが汚泥などから出る強烈な臭いです。原因の1つは水に浸かり腐ってしまったコメですが、その撤去も思うように進んでいません。
久々江キャスター「邑知潟周辺の田んぼの近くでは、土と腐敗臭が混ざったような独特で強烈な臭いが漂っています。それが強い風によって住宅地へと漂っていっています」
水が引いた邑知潟周辺でいまも残る強烈なにおい。近くにある羽咋市千路町の住宅街では…
周辺の住民は「何ていえばいいかな?腐ったにおいですよね。初めての経験、ここで生まれたけど。」「すごく臭いでしょ。田んぼの近くの家のほうがものすごいにおいがしましたよ」「あんたのとこひどかったね」
稲を撤去するか、腐った稲を土に混ぜ込むのか 今後、検討へ邑知潟周辺でコメを育てる長瀬清隆さんも、自身が育てた稲の腐った臭いに困っています。
米農家・長瀬清隆さん「中で腐ってしまっている。乾いているように見えるけど表面だけ。穂もついたままだし、トキ認証米だったのに」
所有する67ヘクタールの田んぼのうち、およそ6割が浸水し、収穫できなくなりました。
米農家・長瀬清隆さん「機械もないし、この状態で機械が入ったらぐちゃぐちゃになって、来年、田んぼにならないかもしれないし。うちらも頑張るけど、県、国、市にもいろんな知恵を絞って営農再開できるように絶対にしてほしい」
羽咋市農林水産課によりますと、水に浸かった稲の片付けについては、今後、県やJAなど連携し、稲を撤去するか、土に混ぜ込むかなど検討を進めるとしています。
