[9.16 ELリーグフェーズ第1節 アンデルレヒト 1-2 リヨン]

 リヨン(フランス)は16日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第1節のアンデルレヒト(ベルギー)戦を敵地で行い、2-1の白星発進を飾った。FW中村敬斗は左ウイングで加入後初先発を飾って自身のEL初ゴールを記録。CKのキッカーも担当してフル出場で勝利に貢献した。

 試合はアウェーのリヨンが早々に先制した。前半8分、MFカイエル・ブダシがペナルティエリア右からクロスを供給。これは相手にクリアされるも、こぼれを拾ったMFノア・ナーティがゴール左に流し込んだ。

 中村は前半15分、速攻でボールを受けるとカットインと縦突破の両方を感じさせるドリブルで相手を揺さぶって2人と対峙し、最後は横パスを選択。ペナルティエリア手前からMFカイエル・ブダシがダイレクトシュートで合わせるも、GKコリン・コーセマンスの正面に飛んだ。

 そうして迎えた前半22分、中村が左サイドに流れてスルーパスを受けると、深い位置から相手のタイミングを外すフェイントでカットイン。マイナス方向へ持ち運びながら右足でシュートを放つと、ボールは相手DFに当たってコースが変わりながらゴール左に決まって追加点が生まれた。

 中村はLASKリンツ時代5試合3得点を記録した2021-22シーズンのUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)以来となる欧州カップ戦での得点となり、リヨンでの公式戦2試合目で加入後初ゴール。先発起用に応える結果を残した。

 さらに中村は後半7分、3対2の速攻でFWロイス・オペンダにラストパスを送って決定機を演出するもオペンダのシュートは枠に嫌われてアシストはつかなかった。このこぼれをMFタイラー・モートンが押し込んだが、モートンはオフサイドだったため得点は認められなかった。

 3点目を逃したリヨンは後半16分、ゴールキックからのビルドアップでDFクリントン・マタのパスが相手にインターセプトされてショートカウンターを受けてしまい、最後はFWミハイロ・ツベトコビッチにヘディングシュートを決められて1点差に詰め寄られた。

 以降はアンデルレヒトが勢いづき、リヨンはなんとか耐える展開。そうした中で中村はボールを持つと相手をいなすなどして時計の針を進めていった。そのまま1点リードを守り抜いてタイムアップを迎え、2-1の勝利を収めた。