プロ野球次期コミッショナーに元三井物産社長・飯島彰己氏が内定 経済界から3代連続

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 三井物産社長、経団連副会長などを歴任した飯島彰己氏(75)が16日、プロ野球の次期コミッショナーに内定した。同日、都内で開催されたオーナー会議で全会一致で承認された。11月のオーナー会議で正式決定し、12月7日に就任する。

 榊原定征コミッショナー(83)が11月限りで2期4年の任期満了に伴い退任することを受けて、巨人・山口オーナーを座長としたセ・パ6球団のオーナーによる選考委員会で4度の会議を経て候補を飯島氏に一本化した。オーナー会議のDeNA・南場議長は「(プロ野球には)事業拡大、国際化、裾野の拡大という3つの大きな課題があります。3つの課題を解決する力量もある適任者だと思います。特に国際経験が豊富であること、そしてプロ野球に理解と愛情があることも重視させていただいた」と選考理由を明かした。

 経済界からの就任は3代連続となる。飯島氏は1974年4月に三井物産に入社。製鋼原料畑を歩み、金属資源、エネルギー関連の部署で成果を挙げ、2009年に社長に就任。15年から経団連の副会長を務め、当時経団連会長だった榊原コミッショナーを支えた。

 榊原コミッショナーは退任後、NPB顧問として飯島氏のサポート役を務める予定。「最適な後任者を選んでいただいたというのが率直な受け止めです。顧問の立場で(球界の)問題意識を引き継いでいきたい」と語った。

 ◆飯島 彰己(いいじま・まさみ)1950年9月23日、神奈川県生まれ。75歳。横浜国大経営学部卒業後、74年に三井物産に入社。英国駐在を含めて鉄鋼原料、金属資源部門を担当。2009年4月に代表取締役社長に就任。15~21年は同社会長を務めた。15年6月から19年6月まで経団連副会長。23年11月に旭日大綬章を受章。三井物産顧問、日本銀行参与。