元巨人の桜井俊貴は先発し4回を被安打7ながら無失点に抑え、4投手の完封リレーで勝利した

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◆社会人野球日本選手権 近畿地区最終予選  ▽1回戦 ミキハウス8-0ムラチグループ(16日・わかさスタジアム京都)

 元巨人のミキハウス・桜井俊貴投手(32)が社会人野球日本選手権の近畿地区最終予選の1回戦のムラチグループ戦で先発し、4回を零封。3年連続5度目の本戦出場に向けて好発進した。

 昨年から形状が変わったマウンドへの対応に苦しんだが「低めに投げて粘ることを変えずにやりました」と7安打を許したものの要所を締めた。3月に腰部のヘルニアを発症し、都市対抗予選の終盤に復帰。6月中旬のパナソニック戦では完投勝利も、次戦で敗れ都市対抗出場を逃していた。

 大会前は寝られない日々が続いた。「重圧なのか変な夢を見て目覚めてしまう」とプレッシャーとも戦っていた。一発勝負のトーナメントばかりのアマに復帰して3年目。「1球のミスが大きく響く。ブルペンでも確率を上げることを心がけている」とマインドを変えた。

 桜井の後を受けた2年目の木下、ルーキーの阿字もゼロを並べ、4投手での完封リレーを見せた。陣田匡人監督(47)は「予選の独特の雰囲気もある。投げさせたい投手は全員使えた」と収穫を口にした。桜井も「経験が成長につながるので、継投で勝っていくのは後輩の経験になる。みんながレベルアップして全国で勝てる投手陣になればいいと思う」とリーダーとして一丸となって戦う姿勢を示した。(高柳 義人)