米国債利回り(NY時間16:25)(日本時間05:25)
米2年債  4.742(+0.080)
米10年債 5.023(+0.021)
米30年債 5.361(-0.005)
期待インフレ率  2.331(-0.052)
※期待インフレ率は10年債で算出

 きょうのNY債券市場、10年債利回りは前半に下げていたもののFOMCを受けて上げに転じ、再度5%台に上昇。そのFOMCは総じてタカ派にシフトした印象が広がった模様。

 大方の予想通りに利上げを実施したほか、注目されていた金利見通し(ドット・プロット)は、委員の過半数が今回の利上げを新たな利上げサイクルの始まりと見ていることを示唆し、年内にさらに1回の追加利上げを見込む委員が多数となった。ただ、来年については据え置きを見込んでいる。今回のFOMCを受けて短期金融市場では、10月の追加利上げの確率を50%程度まで引き上げていた。

 エコノミストからは保険的な利上げとの位置づけが多く、FOMCは今回の利上げで年内は据え置きを示すと見られていたが、追加利上げの可能性を示唆したことでタカ派なサプライズとなった模様。

 特に政策金利に敏感な2年債利回りの上げが大きく、2-10年債の利回り格差は+28(前営業日:+33)に縮小している。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美