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 アマチュアボクシング21年世界選手権金メダリストで、WBC世界スーパーフライ級1位の坪井智也(30=帝拳)が16日、都内のジムで練習を公開。マラジカとの世界初挑戦では、日本男子最速記録に並ぶプロ5戦目での世界タイトル奪取が懸かる。「ベルトへの執着より、圧倒的に勝つことに執着している。完封して、何もさせない」と力強く宣言した。

 目を引いたのは独特なステップワーク。公開したミット打ちでは、細かな足さばきから高速連打を披露。「他の選手がやっていないようなボクシング」と言う、プロ・アマを融合させた唯一無二のスタイルだ。

 この日はジムの大先輩・村田諒太氏も視察。村田氏は「少し近いところでいうとロマチェンコ。非常に特殊なリズムで対応するのは難しい。圧倒的なパフォーマンスが求められる」と、元世界3階級制覇王者のレジェンドを例に挙げ、独自のステップを称賛した。

 バッティングで無効試合に終わった4月の前戦の反省を踏まえ、消化した約150ラウンドのスパーリングでは距離感とバランスを見直した。「やっと体に(力が)乗せられるようになった。相手を怖がらせるための引き出しとして残しておく」と予告した。