シャープが受注を開始するAIサーバー(シャープ提供)

写真拡大

 シャープは15日、人工知能(AI)向けサーバーの受注を始めたと発表した。

 米半導体大手エヌビディアの画像処理半導体(GPU)を搭載したモデルで、親会社の台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業が製造する。企業や研究機関、自治体などに供給し、2030年度に2500億円規模の売り上げを目指す。

 シャープは、国内企業と共同でサーバーの販売を担うほか、保守や運用も手がける。今後、鴻海と共同で、日本でサーバーを製造する方針で、生産拠点はシャープ亀山工場(三重県亀山市)が候補の一つという。

 AIサーバーは、生成AIの普及に伴い、市場が拡大している。シャープはAIサーバーを、オフィス向け機器といった既存の事業と組み合わせて展開し、需要の取り込みを図る。

 河村哲治社長は記者会見で「(AIサーバーは)新規事業の第一歩であると同時に、シャープの変革に向けた重要な取り組みになる可能性がある」と述べた。