中国大引:上海総合0.1%安で3日続落、科創板は1.6%下落
週明け14日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前営業日比2.78ポイント(0.07%)安の3885.33ポイントと3日続落した。8月24日以来、約3週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
投資家の慎重スタンスが継続する流れ。中東情勢の緊迫化が懸念されたほか、中国の経済動向も気がかり材料となった。サウジアラビア当局は11日、オイルロードの要衝、ホルムズ海峡の封鎖で代替拠点としている紅海沿に向かう原油パイプラインが複数の攻撃を受けたため、予防措置として操業を一時停止したと発表。前週末に反落していた原油相場は、日本時間14日早朝の取引で急反発し、一時前週末より3%超高い103.4米ドル/バレルを付けている。一方、中国ではあす15日、8月の月次経済統計が報告される予定。小売売上高や鉱工業生産は伸びが加速するが、年初来の固定資産投資や不動産投資は減少率が拡大する見通しだ。人工知能(AI)開発を巡る不透明感が浮上したこともマイナス材料。米AI開発企業アンソロピックのダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)は12日、自立型エージェントがインターネット乗っ取りなど暴走する恐れがあるとして、AI業界全体に開発スピードを減速するようSNSに投稿した。
ただ、下値は限定的。上海総合指数は直近の下げが急ピッチだっただけに、値ごろ感も着目されている。また、中国の消費刺激や産業支援など、当局が景気支援のスタンスを強めていることも相場の下支え要因だ。指数はプラス圏で推移する場面もみられている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテクの下げが目立つ。電子部メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が4.5%安、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)とフラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)がそろって3.9%安、プリント基板(PCB)大手の深セン市景旺電子(603228/SH)が3.2%安、光ファイバーケーブルの長飛光繊光纜(601869/SH)が3.0%安で引けた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、半導体ファウンドリー中国大手の華虹半導体(688347/SH)が3.8%安。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は1.6%安と他の主要指数をアンダーパフォームした。
宇宙・軍需産業株も安い。航空製品の中国航発航空科技(600391/SH)が5.3%、弾薬・ロケットの長城軍工(601606/SH)と航空機開発・製造・販売の中航瀋飛(600760/SH)がそろって5.2%、航空宇宙製品の江西洪都航空工業(600316/SH)が4.0%、航空用エンジンメーカーの中航動力(600893/SH)と航空用エンジンメーカーの中航動力(600893/SH)がそろって3.4%、軍用電子機器の中国海防(600764/SH)が2.8%ずつ下落した。資源・素材株、消費株、メディア・娯楽株、証券株なども売られた。
半面、医薬株は物色される。津薬薬業(600488/SH)が10.0%(ストップ)高、薬明康徳(603259/SH)が5.0%高、哈薬集団(600664/SH)が4.4%高、甘李薬業(603087/SH)が4.3%高、北京昭衍新薬研究中心(603127/SH)が3.5%高で取引を終えた。銀行・保険株、不動産株、自動車株、公益株も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.42ポイント(1.17%)高の295.97ポイント、深センB株指数が4.42ポイント(0.38%)高の1165.44ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
投資家の慎重スタンスが継続する流れ。中東情勢の緊迫化が懸念されたほか、中国の経済動向も気がかり材料となった。サウジアラビア当局は11日、オイルロードの要衝、ホルムズ海峡の封鎖で代替拠点としている紅海沿に向かう原油パイプラインが複数の攻撃を受けたため、予防措置として操業を一時停止したと発表。前週末に反落していた原油相場は、日本時間14日早朝の取引で急反発し、一時前週末より3%超高い103.4米ドル/バレルを付けている。一方、中国ではあす15日、8月の月次経済統計が報告される予定。小売売上高や鉱工業生産は伸びが加速するが、年初来の固定資産投資や不動産投資は減少率が拡大する見通しだ。人工知能(AI)開発を巡る不透明感が浮上したこともマイナス材料。米AI開発企業アンソロピックのダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)は12日、自立型エージェントがインターネット乗っ取りなど暴走する恐れがあるとして、AI業界全体に開発スピードを減速するようSNSに投稿した。
ただ、下値は限定的。上海総合指数は直近の下げが急ピッチだっただけに、値ごろ感も着目されている。また、中国の消費刺激や産業支援など、当局が景気支援のスタンスを強めていることも相場の下支え要因だ。指数はプラス圏で推移する場面もみられている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテクの下げが目立つ。電子部メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が4.5%安、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)とフラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)がそろって3.9%安、プリント基板(PCB)大手の深セン市景旺電子(603228/SH)が3.2%安、光ファイバーケーブルの長飛光繊光纜(601869/SH)が3.0%安で引けた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、半導体ファウンドリー中国大手の華虹半導体(688347/SH)が3.8%安。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は1.6%安と他の主要指数をアンダーパフォームした。
宇宙・軍需産業株も安い。航空製品の中国航発航空科技(600391/SH)が5.3%、弾薬・ロケットの長城軍工(601606/SH)と航空機開発・製造・販売の中航瀋飛(600760/SH)がそろって5.2%、航空宇宙製品の江西洪都航空工業(600316/SH)が4.0%、航空用エンジンメーカーの中航動力(600893/SH)と航空用エンジンメーカーの中航動力(600893/SH)がそろって3.4%、軍用電子機器の中国海防(600764/SH)が2.8%ずつ下落した。資源・素材株、消費株、メディア・娯楽株、証券株なども売られた。
半面、医薬株は物色される。津薬薬業(600488/SH)が10.0%(ストップ)高、薬明康徳(603259/SH)が5.0%高、哈薬集団(600664/SH)が4.4%高、甘李薬業(603087/SH)が4.3%高、北京昭衍新薬研究中心(603127/SH)が3.5%高で取引を終えた。銀行・保険株、不動産株、自動車株、公益株も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.42ポイント(1.17%)高の295.97ポイント、深センB株指数が4.42ポイント(0.38%)高の1165.44ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
