カキが死ぬリスクが非常に高まる 広島県が一部海域で初の「厳戒アラート」
広島県は、9日、一部の海域でカキが死ぬリスクが非常に高くなっているとして、生産者に対策を促す「厳戒アラート」を初めて出しました。
県は9日、草津や坂など広島湾北中部の生産者に対し、カキが死ぬリスクが非常に高くなっているとして、「厳戒アラート」を発信しました。
海の中の酸素濃度が低くなったことから発信されたもので、「厳戒」アラートは、3段階のうち最も高い警戒レベルです。
県はカキの大量死対策として、今年から県内15地点を測定し情報発信を行っていますが、「厳戒アラート」が発信されたのは今回が初めてです。
現時点では県内全ての海域で大量死は確認されていないということですが、酸素濃度の低い海域では漁場の移動を呼びかけるなど対策を促すとしています。
安芸津町のカキ生産組合のメンバーが行うのは、漁場の改善で約8トンのカキ殻を散布しながら海底をかき混ぜます。
カキ殻に硫化水素を吸着させ、海底の酸素量を増やすとともに掘り起こすことで、カキのエサとなる植物プランクトンを増やします。
■安芸津カキ生産組合 河野 義彦 組合長
「(去年は)親の代からもないような被害が出た。若い世代にもつないでいかないといけないので、出来ることはみんなでやっていこう」
この取り組みは、カキの出荷が始まる前の10月まで行われます。
【2026年9月9日 放送】
