本誌の直撃を受ける小川麻琴(写真・金谷千治)

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 国民的アイドルグループ・モーニング娘。は平成中期に大ブームを巻き起こしたが、その黄金期を支えたメンバーのほとんどが今やアラフォー世代。女優として舞台に立ち続ける者もいれば、“母”の道を選び子育てに邁進する者もいる。その一人である人気メンバーの“その後”について、本誌は気になる証言を入手した。

「じつは5期生の小川麻琴さんには子供がいるんですよ。卒業後に結婚し、出産。すでにお相手とは離婚しているそうですが、この“波乱の経歴”は一切明かされていません」(芸能プロダクション関係者)

 小川は2001年に13歳でグループに加入。グループ内ユニット「プッチモニ」のメンバーとして活動し、広い支持を集めたまさにスターだ。人気絶頂時の2006年にグループを卒業すると、ニュージーランドに語学留学。帰国後、2008年に芸能界に復帰すると、2011年にはドリーム モーニング娘。に参加し、現在に至るまで舞台を中心に役者として活動している。

 私生活においては2015年に「wyse」のベーシスト・牧田拓磨氏との“真剣交際”が報じられたものの、その後は沈黙を保っている--。

 はたして、子供の存在は事実なのか。8月中旬、本誌は出演舞台の稽古を終えた小川本人を直撃。記者の質問に大きく動揺しつつも、決意したような口調で話し出した。

「ここで私がお答えしないことで、憶測で事実と違う何かを書かれてしまうことは本意ではありません。しっかりお答えさせていただくので、お待ちください」

 その後、関係先のオフィスに本誌記者を案内した小川はゆっくりと語り始めた。

「私に子供がいるのは事実です。10歳の男の子です。私からはアイドル時代の活動に関してはほとんど伝えていないのですが、もうネット検索ができる年齢です。いつか息子が間違った情報をネットなどで目にしてしまうくらいなら、本当のことをお伝えしたいと思います」

 10歳の子供がいることについて、親類や親しい友人にしか伝えておらず、芸能界でもこの事実を知る人は限られているという。

「2015年3月にモーニング娘。時代からお世話になっていた事務所を退所しました。その後、かねてより交際していたwyse、ソロシンガーとしても活動している牧田拓磨さんと入籍し、子供を出産しました」

 小川は28歳を迎える2015年に結婚。その後第一子を出産していたという。アイドルとして第一線で活躍していたのなら別だが、そうとは言えない小川が事務所の退所後なぜ公表しなかったのか。

「当時、夫とその点については何度も話し合いました。私達は仕事とプライベートは完全に分けて生活していきたいという思いから、結婚は公表しないという選択をとりました。

 子育てのことについても、両親共に芸能の世界で仕事をさせていただいていますが、私たちの仕事に左右されることなく、息子には息子の人生をのびのびと切り拓き、歩んでいってもらいたいという思いがあったんです」

 その後、小川は離婚を経験した。

「人には考え方や価値観の違いがあり、それが夫婦ともなればそれぞれのご家庭でも色々あると思います。私達は長い時間、話し合いを重ねて2020年に夫と離婚することになりました。息子は元夫がしっかりと育ててくれています」

 子供の親権を父親が持つに至ったことについて、小川はこう語る。

「お互いの仕事のことなど含め、たくさん話し合ったうえで、子供の生活環境を変えずに生活してもらいたいというのが一番大きな理由ですね。

 元夫はもちろん、本当にたくさんの方々に支えていただきながらすくすくと育ってくれています」

 家族の存在を知らせずに芸能活動を続けた小川。時には複雑な気持ちになることもあったという。

「私は13歳から芸能界にいて、このお仕事だけをやってきました。母となった後も、仕事の現場では変わらずに小川麻琴としてスイッチを入れて取り組んでいましたが、仕事先で結婚や子供の話となると、もちろん難しい気持ちになることもありました。

 ただ、現在は離婚からもう随分と時間が経っていますし、その中で改めて『結婚した』『出産した』ということを伝えるタイミングがないままになったのも事実です。

 今回、FLASHの記事で初めて知る方がほとんどだと思うので、そこに関しては本当に心苦しいですし、驚かせてしまい申し訳ないと思っています」

 離れて暮らす息子との関係について訪ねると、一転して小川の表情は朗らかなものになった。

「元夫は私との離婚後も再婚することなく、息子のために生きているような人です。愛情の全てを注いで育ててくれていますね。父親としてとても信頼していますし、感謝もしています。

 息子とはビデオ電話をしたりする日もありますし、毎月タイミングを合わせて3人で食事もしています。会える日には、毎回必ず手紙を書いて渡しています。一人暮らしをしている部屋には息子の写真を何枚も飾っていて、毎日眺めてエネルギーを充電しています。

 今、息子はサッカーに夢中なんです。サッカーの話をするときは本当に楽しそうですし、自分の好きなことに向かって努力する息子のたくましい姿に勝手にいつも感動しています」

 そんな息子のために、小川は「明るくエネルギッシュな母でありたい」という。

「産まれてくる前、産まれてきてから、そして離れて暮らす今も、息子への愛情が変わることはありませんし、息子がいるからこそ『自分の人生をしっかり生きよう』とより強く思えています。

 親の勝手で離婚して、寂しい思いもさせてしまっていますが、息子はそんな環境の中でも明るく元気に、そして何よりとても心優しい子に育ってくれています。

 これは私の勝手な思いではありますが、息子には『なんかお母さんはいつも楽しそうに色んなことに挑戦してるなぁ』って思ってもらえたらと思っています。そうした私のエネルギーが少しでも息子にプラスに伝われば嬉しいですし、それが今の私にできることだと思っています」

 最後に、改めて小川はこう語る。

「この記事で、私の結婚、出産、離婚といったことを知った方々の中には、驚かれたり、心配されている方もいらっしゃると思います。お騒がせしてしまい、本当に申し訳ありません。

 人生は予想できないことでいっぱいですね。13歳の頃、自分がモーニング娘。に入るなんて思ってもいなかったですし、離婚することや、こうやって取材を受けてお話することなんて考えてもいなかったです。ですが、そういったひとつひとつの経験を通して学び成長させてもらって今の自分があると思うので、これからも大切なものを見失うことなく、自分の思う人生を描いていきたいと思います。

 私はいつだって息子の味方で応援団なので、失敗を恐れず自分の望む未来を描いていってほしいです。

 今回このような形で息子に関するお話をさせていただきましたが、息子の年齢やこれからを考え、私達のプライベートについては基本的に語るつもりはありませんので、ご理解いただけますとありがたいです。

 今後も、お仕事にはこれまでと変わらず小川麻琴として、そして大切な息子にとっては母親として、精一杯向き合っていきたいと思っています。もしよろしければ見守っていただけたら嬉しいです」

 一人の母親として、そして一人の役者として自分の足で立ち続ける彼女の言葉には強い覚悟が滲んでいた。