千葉 17年ぶりJ1勝利 「お待たせしました」矢村弾!津久井弾!! 開幕連敗5で止めた
◇明治安田J1リーグ第6節 千葉2-0G大阪(2026年9月6日 フクアリ)
明治安田J1リーグは6日に9試合が行われ、千葉はホームでG大阪に2-0で勝利し、開幕からの連敗を5で止めた。開始23秒でFW矢村健(29)が先制すると、後半7分にはMF津久井匠海(24)が追加点。J1最長ブランクとなる17年ぶりの白星を手にした。
17年の空白を埋める笛が響くと、雨の降るピッチに黄色い歓喜が渦巻いた。J1で09年11月22日のFC東京戦以来6132日ぶりの白星。殊勲の先制弾を決めた矢村は「お待たせしました。大きい一勝。ここから、勝利を積み上げたい」と力を込め、17年前の勝利を経験しているMF米倉は「17年前のことは全然覚えていないけど、この勝利が一つのきっかけになると思う」と視線を上げた。
電光石火の一撃で流れをつかんだ。開始23秒、矢村がDF石尾の右サイドからのパスを右足で合わせて先制。後半7分には津久井がゴール前のこぼれ球に反応してDFをかわして右足で蹴り込んだ。J1百年構想リーグは20チーム中最下位。開幕直前にチームの中心だったMF高橋が神戸へ移籍した今季も生命線のプレスをはがされて後手に回る展開が続いた。開幕から5試合3得点と攻撃陣が沈黙していたが、この日は鋭いショートカウンターを軸に10本のシュートを放つ狙い通りの試合運びだった。
降格のあるシーズンで90分で開幕6連敗以上したチームは過去4例あり、全てJ2に降格していた。千葉はギリギリで踏みとどまった。小林監督は「一概にこの勝利で何かを踏み出せたとは思えない。最適解が見極められないでいるのが正直なところ」と苦悩を口にした上で「今日の選手の躍動を見ると、これをベースに戦いたいとは思う」と自らに言い聞かせるように話した。長いトンネルを脱したが、逆転残留への試行錯誤は続く。

