国連のシンボルマーク=AP

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 【ニューヨーク=大月美佳】国連総会は4日、各国の面積をより正確に反映した「イコールアース図法」の世界地図の使用を促す決議案を賛成多数で可決した。

 日本を含め世界では「メルカトル図法」の地図が広く使われてきたが、今後は2018年に考案されたイコールアース図法の地図が広がる可能性がある。

 メルカトル図法は16世紀に考案された。米国やロシアなど赤道から離れた国々は実際より大きく、アフリカ諸国や南米ブラジルなどは小さく描かれている。アフリカ大陸はデンマーク自治領グリーンランドとほぼ同じ大きさに見えるが、実際の面積はグリーンランドの約14倍だ。

 決議案は、メルカトル図法による地図のゆがみが誤った認識を広めたとして、トーゴなどアフリカ諸国が中心となって提出。日本を含む164か国が賛成した。ウクライナなど6か国が棄権し、米国は反対した。法的な拘束力はない。米国の代表は決議について、「急進的なイデオロギー」と反発し、国際平和には役立たないと主張した。

 一方、トーゴのロベール・ドゥセ外相は採択後、報道陣に対し、「アフリカと世界にとって歴史的な瞬間だ」と述べた。