アンドリュー・ガーフィールド着用『アメイジング・スパイダーマン2』スーツが約40万円で落札、なぜそんなに安い?
『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)でアンドリュー・ガーフィールドが着用したスパイダーマンのスーツが、2,650ドル(約40万円)で落札された。スパイダーマン本人着用の衣装としては驚くほど手の届きやすい価格だが、一体なぜ?
米に出品されたのは、「Spider-Man (Andrew Garfield) Production Worn Practice Suit」と題された一着。2026年9月1日にオークションが終了し、2,650ドルで落札された。落札額には別途25%のバイヤーズプレミアムが加算される。VIP Fan Auctionsの証明書も付属する。
出品説明によれば、このスーツはガーフィールド演じるスパイダーマンが『アメイジング・スパイダーマン2』の製作中に着用したもの。俳優が袖を通したスーツではあるが、実は本番のカメラに向けたものではなく、リハーサル、スタントの準備、カメラブロッキングなど、本番撮影前の作業に用いられたものだという。
こうした練習用スーツを使うことで、キャストとスタッフは複雑なアクションシーンの動きや撮影方法を検討しつつ、本番撮影に使用する高価なヒーロースーツを傷めずに済む。つまり本作の製作現場で実際に使われ、ガーフィールドも着用した本物の衣装ではあるが、映画の完成映像に登場したスーツとは来歴が異なるというわけだ。
その違いがどれほど大きいかは、別のスパイダーマンスーツと比べるとわかりやすい。2025年には、トビー・マグワイア版『スパイダーマン2』(2004)と『スパイダーマン3』(2007)の製作で使用されたスーツが、米のオークションに登場。10万~20万ドルの予想価格を大きく上回る28万9,800ドル(約4,500万円)で落札された。文字通り、桁が違ってくる。
今回落札されたスーツは、スクリーンで活躍した憧れのバージョンとは異なる。しかし、ガーフィールド本人も着用し、映画の制作を支えた「裏」のスーツであると考えれば、約40万円という落札価格はかなり“親愛なる”お値段だったかもしれない。
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