【阿部監督の厳しさが「本当の巨人」】大物OB・広岡達朗氏が橋上巨人に喝! 阪神にやられっぱなしの状況に「私がジャイアンツの監督なら」と戦術論の見解を語る
セのペナントレースでは阪神にマジックが点灯して順調に数字を減らしている。マジックが点灯したのは"真夏の天王山"と呼ばれた甲子園球場での阪神対巨人3連戦でのことだ。橋上秀樹監督代行が率いる巨人が連敗を喫し、自力優勝の可能性がなくなったことで阪神に優勝マジックが初点灯。3戦目も敗れてマジック21で9月を迎えることになった。
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その後も阪神がマジックを減らすなか、「"こんな野球をやって、あんたは巨人の監督じゃない"と言えるコーチがひとりもいない。これが残念で仕方がない」と喝を入れるOBがいる。球界の御意見番で、巨人では名遊撃手として第二期黄金時代を築いた広岡達朗氏である。
「現役時代にレギュラーになれなかった男を代行とはいえ巨人の監督にしてはダメだという話になる。そんな監督代行に誰も文句を言わない。"巨人の野球はこんな甘いものではない"と言えるコーチが欲しいね。
阿部慎之介が監督の時にバットを振らせて振らせ、外野を走らせて走らせた。厳しく選手を育てる。これが本当の巨人なんです。今の監督代行は何も言えないどころか、何もやっていない。指示らしいことをせず選手に好き勝手にやらせている。こんな監督では力のある選手が集まるオールスターのチームでないと勝てないよ」
巨人が"真夏の天王山"で3連敗した原因を「弱いから」と一言で片づけ、こう続けた。
「こんな重要な場面で37歳の田中将大に頼り、二軍でも通用しない35歳の則本昂大を投げさせる。自然の法則を知らない証拠。どんなに優秀な選手でも衰える。私が監督なら使わないし、絶対に獲らない。獲ったとしても、使えるのは1~2年。それを計算して若い選手を育てる。戸郷翔征や山崎伊織がいないのなら、経験を積ませるために若手に投げさせただろうな」
広岡氏は3連戦での猫の目打線を「アマチュアでもやらない」としたうえでこう言う。
「若手を起用するのは1人か2人まで。いい選手は最初から終わりまで試合に出るべき。いい選手が打てないのは休み疲れなんです。巨人のベンチを見ても丸々した脂肪太りの選手ばかり。選手から文句が出ないように順番に使っているだけ。
じゃあベンチが何かしたかというと、全くの無策。阪神の投手に好き勝手やられて、巨人はバッターボックスの立つ位置を変えたか。変えていないということは何もやっていない証拠なんです。
私なら5回まではチームの方針で打席の一番前に立たせたりしますよ。打者も打ちづらいが、投手はもっと投げにくい。監督は選手のためを思って考えなくちゃ。全員で逆方向を狙わせてもいい。とにかくチームとして徹底したところを見せる。そうすればファンも勉強になるんですよ。9月を監督代行がどう戦うか。見ものだね」
巨人OBたちの嘆きが止まらない。
