大谷翔平、ドジャース移籍後ワーストタイの59打席連続ノーアーチ 力ないスイングで3打席連続三振 “異変”明らか…本拠地どよめき
◆米大リーグ ドジャース-カージナルス(2日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(32)が2日(日本時間3日)、本拠地・カージナルス戦に「1番・DH」で先発出場。この日まで今季ワーストタイの11試合連続ノーアーチと苦しむ中、1点リードの7回1死一、二塁で迎えた第5打席は右腕スタニクから空振り三振に倒れ、ド軍移籍後最長に並ぶ59打席本塁打なしとなった。
2球連続で簡単に追い込まれると、3球目の99・4マイル(約160キロ)直球に対して力のないスイングが空を切った。明らかな“異変”に球場はどよめき。今季は4月12~26日(同13~27日)にかけても59打席ノーアーチがあり、その時と同じワースト記録となった。
初回先頭の第1打席は初対戦の新人左腕マウツから四球、2回先頭の第2打席は右肘の防具をかすめる死球を受けた大谷。4回先頭の第3打席は右腕グラセフォから見逃しの3球三振、6回先頭の第4打席は右腕ソリアーノから空振り三振に倒れていた。
大谷は9月初戦だった1日(同2日)の同戦では、2打数1安打2四死球で2得点と1番打者の役割を果たすも大量ビハインドの8回に代打を送られて途中交代。5回の走塁では三塁を回ったところで急ブレーキをかけたことから膝に負担をかけたのか、苦しそうな表情を浮かべる場面もあった。
8月18日(同19日)の敵地・ロッキーズ戦の第3打席以降、試合前の時点で45打数6安打の打率1割3分3厘、15三振、9四死球と本来の姿とは程遠く、打点も「0」と深刻な打撃不振が続いている。左膝、右上腕二頭筋などが回復しておらず、打者としてもプレーに影響が出ていることは明らかだ。
それでも、この日の試合前にロバーツ監督は「(復調の兆しは)見えたよ、見えた。ストライクゾーンをコントロールすること、与えられた四球をしっかり取ることが重要なんだ。彼がバットを振りたいと思っているのは分かっている。でも、昨夜はストライクゾーンをしっかりコントロールできたのは良かった」と話していた。今季中の投手復帰断念も選択肢に挙がる中、まずはバットで何とか不名誉な記録に別れを告げたいところだ。
