「聖闘士星矢」作者・車田正美さん“46億円超”横領被害か 元マネージャーらに損害賠償求める…“約6年にわたり行われていた”
2日、都内で会見したのは人気漫画「聖闘士星矢」の作者です。元マネージャーから横領被害に遭ったとして損害賠償を求める訴えを起こしたのですが、その被害額は46億円を超えるということです。
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累計発行部数5000万部を超える人気“バトル漫画”「聖闘士星矢」は、テレビアニメ化や映画化もされ、中国や東南アジア、南米など世界中にファンがいます。もちろん、日本でも…
30代
「大学生くらいの時に読んだ。ネットカフェとかで読んでいた」
50代
「小学生の時に週刊少年ジャンプに連載されていて、結構人気でした。いろんな仲間が聖衣(クロス)っていう鎧(よろい)みたいなのを着て戦うんですけど。それが子どものころ楽しかった」
40代
「(小学生時代に)それにちなんだおもちゃを買ってもらった記憶がある」
■東京国税局から指摘を受け発覚

この「聖闘士星矢」を世に送り出し、ほかにも、「リングにかけろ」など数々の人気漫画を手がける漫画家・車田正美さん(72)が2日、会見を開きました。
漫画家・車田正美さん(72)
「長年にわたり(金が)ほとんど盗まれていた。発覚当時は信じられなく、怒りというよりも、そんなものは通り越して、むなしくなったものでした」
車田さんは、元マネージャーらから“横領”被害を受けたとして、損害賠償を求める訴えを起こしました。2024年、東京国税局から指摘を受けたことで発覚しました。
■“ライセンス料を勝手に送金した”

車田さん側によりますと、被害にあったのは車田さんが代表を務める著作権の管理などを行う会社です。
元マネージャーが、あたかも車田さんの関連会社に見えるような似た名前の会社を立ち上げ、本来、車田さんの会社に入るはずだったライセンス料を車田さんの会社ではなく、自身の会社に勝手に送金したと訴えています。
ほかにも、元マネージャーらは、車田さんの会社から自身の口座に無断で送金し、被害総額は46億8600万円以上にのぼると主張しています。
■車田さん「でかすぎてピンときません」

漫画家・車田正美さん(72)
「でかすぎてピンときません、46億円は。50年以上、この世界でやっているが、本当に信じられなかった、当初は。その気持ちの方が強い、『なんで』『なんでだ』みたいな」
車田さん側によると、元マネージャーは横領した金を暗号資産に投資していました。さらに…
車田さん側の弁護士
「いろんな所で合計、いま分かっているだけでも1000万円を車田正美氏のお金から支出して使っていた」
また、元マネージャーは横領の発覚を妨げるため、東京国税局から届いた車田さん宛ての書類に、車田さんと偽り、車田さんの筆跡をマネして回答したとも主張しています。
■2018~2024年に“横領”か

“横領”は、2018年から2024年のおよそ6年にわたり行われていたといいます。
元マネージャーは、関係者らに“あること”を伝えていたといいます。
車田さん側の弁護士
「『聖闘士星矢の作者の車田正美という人間は、人間嫌いだ』と。そういうウソ八百を並べて、関係者が車田正美氏に接触するのを長い間遠ざけていた」
車田さんは…
漫画家・車田正美さん(72)
「漫画の執筆活動に専念したいということで、他のことはお前(元マネージャー)に任せるからなと。(Q.追及した時に元マネージャーから反省の弁・動機は?)反省というか…悪意はないみたいな」
■“一部回収”…残り28億円あまりの損害賠償求める

およそ46億円という巨額の“横領”で、車田さん側は、一部回収できたとしていて、残りの28億円あまりの損害賠償を求めています。
漫画家・車田正美さん(72)
「(回収できたら)46億円って金額で何ができるか。困っている人たちに全部使っていただいて、きれいにしていただく。車田漫画を愛してくれる人たちのためにも、まだがんばって執筆を続けていきたいと思っております。どうかよろしくお願いいたします」
