心折れる被害のなか 復旧へ歩み少しづつ 富山県氷見市
氷見市では「り災証明書」の申請受け付けや「災害ごみ」の受け入れが始まるなど、復旧に向けた動きが進められています。
きのう、氷見市役所の窓口には「り災証明書」の申請に多くの市民が訪れました。「り災証明書」は災害による建物の被害程度を証明するもので、公的支援などを受けるために必要な書類です。建物が大きく壊れたという男性は…。
建物が被災した男性
「みなさんの支援がないとどうしていいか分からないので、助けてほしいと思ってきた」
またきょう午後から「災害ごみ」の受け入れも始まりました。仮置き場となる氷見市鞍川の「ふれあいの森・第2駐車場」では、受け入れ開始のおよそ30分前には災害ごみを積んだおよそ300メートルの車の列ができました。このため予定より15分ほど早く受け入れが始まりました。
梅本記者
「災害ごみの仮置き場には、畳や家具・寝具など、泥がついて使えなくなった家財道具が次々と運び込まれています」
災害ごみを持ち込んだ男性
「タンスと畳と(持ってきた。)」「川が氾濫したもんで、川の流木も家に入ってきた」
Qこんなことは初めて?
「初めてです。生まれて初めて」「(全部持ち込むには)4回ですね。この車で4回来んなん」
受け入れには「り災証明書」または「り災証明申請書の写し」と、マイナンバーカードや運転免許証など身分を証明するものが必要です。大雨による災害ごみは、あすからは午前9時から11時までと午後1時から3時まで受け入れます。
一方こちらは、氷見市中央町の「いきいき元気館」にある「氷見市災害ボランティア・支え合いセンター」です。先週末からホームページで災害ボランティアの事前登録や、専用ダイヤルで被災者からの困りごとの相談や支援の依頼を受け付けています。これまでに約400件のボランティア登録があり、被災者からの連絡は約60件あったということです。
氷見市災害ボランティア・支え合いセンター 森脇俊二さん
「水がついてしまった家財道具、畳の搬出が一番多く、また床の清掃だとか、そういったことも相談として入ってきています」
氷見市では能登半島地震のボランティアを今年3月末に終了していて、今回再び大雨災害によるボランティアの募集を始めました。センターでは「地震と大雨による浸水ではボランティアの内容が異なる」としています。
氷見市災害ボランティア・支え合いセンター 森脇俊二さん
「床をはいだりするのにも素人でやれるわけではありませんので、傷つけないような方法ですとか消毒であったり、清掃の方法もかなり技術が必要な部分もありますので、そういう意味では一般のボランティアとそういう技術を持った方々、その両方の皆さんのご協力が必要になってくるかなと思います」
センターでは、今週半ばからのボランティア派遣を目指しています。

