まさかの結末。後半ATの2失点で勝利を逃したリール。(C)Getty Images

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 フランスのリーグ・アンで起きた劇的なドロー劇が、後味の悪い論争を呼んでいる。

 現地時間8月28日に行なわれたリーグ・アン第2節、リール対パリ・サンジェルマンの一戦は2-2の引き分けに終わった。この結果に対し、リール側から怒りの声が噴出している。

 リールはハーコン・アルナル・ハラルドソン(21分)とディラーヌ・バクワ(84分)のゴールで、90分時点で2-0とリードしていた。しかし、当初3分とアナウンスされたアディショナルタイムで試合は終わらなかった。パリSGは90+1分にヴィティーニャの得点で1点を返すと、90+5分にマルキーニョスが同点ゴールを記録し、リールは目前の勝利を逃した。

 フランス大手紙『L'Équipe』は、「リールの選手たち、当初のアディショナルタイムを超えてPSGに追いつかれ激怒...『最後にあった長すぎる15秒、それが試合をひっくり返した』」と見出しを打ち、試合後のリール関係者の憤りを報じた。

 リールの主将バンジャマン・アンドレは怒りを隠さなかった。「彼らはシーズン前に我々と話し合いに来るけど、何も理解していない。30秒、40秒を追加することは理解できる。でも、結局、最後にあった長すぎる15秒、それが試合をひっくり返すことになった」と審判団への不満を口にした。

 さらに「もちろん、試合全体を見れば、我々はよく守ったし、ボールを持った時にもっとうまくできたはずだ。言うべきことはたくさんある。それでも、我々を殺したのは、あの最後の1分だ」と続けた。
 
 中盤でコンビを組むナビル・ベンタレブも同様に、エリック・バテリエ主審がアディショナルタイムを延長したことに理解できない様子だった。

審判は、彼らのゴール(90+1分)で我々が1分を失ったと言っていた。これ以上、詳細に立ち入るつもりはない。その結果がどうなるかは分かっているから」と述べつつ、「我々は非常に失望しているし、今夜はもっと良い結果に値したと思う」と語った。

 また、リールのオリビエ・レタン会長は、ミックスゾーンを通り過ぎる際に「これはスキャンダルだ!」と激昂していたという。一方で、ダビデ・アンチェロッティ監督は論争を避ける姿勢を見せた。

 左サイドバックのロマン・ペローは「審判が与えた追加の2分? 正直、分からない。僕は決して審判について話さない。後で分かるだろう。だけど、後味が悪い。これ以上は話さない」と、言葉を選びながらも疑問を呈した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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