「脱いでチヤホヤされるだけで高収入」は大間違い…元セクシー女優が明かす“過酷すぎる撮影現場”
◆コミュニケーション能力が求められる理由
「私、陰キャなんですよ」と口にする女優は大勢いるが、陰キャとコミュ力低めはノットイコールである。本当の性格がおとなしくてもコミュニケーション能力に問題がなければ有利だし、反対に人付き合いが極端に苦手だと大勢が集まる現場で損をしやすい。
例えば共演が必要な現場は、他の演者と関わらざるを得なくなる。ここで「一緒に写真撮りましょう!」と言えるような人はかなり有利で、そこまでとはいかずとも多少世間話くらいはできないと「協調性がないのか?」と制作陣から疑われ、あまり印象が良くない。
事務所やメーカーに対して愛想良くするのは当たり前として、演者同士で表立ってバチバチなど、今は考えられない話。
“そういう時代じゃない”のもあるが「場がスムーズにいくことが何よりの成功」というのを理解した女の子が集結するからこそ、本当は陰キャであっても一踏ん張りするのだ。売れっ子はもちろんのこと、現場をいくつもこなすプロセクシー女優たちは、撮影以外の部分にもきっちりと気を払う。
◆わがままは通用しない…売れっ子女優に共通するプロ意識
人気商売だからといって、思ったほど我は通せない。「人前に出る=わがままし放題」ではなく、好き勝手が許されないのを最初から心得た若い女優が多いのも業界のスゴいところだ。
求められる項目が本当に多い世界で生きること自体が「スゴい」のだが、近頃の女の子たちはさらにその上をいく。今はビデオ撮影以外の仕事も多く、常にSNSも動かしていなければならないため、かなり忙しいはず……。
尊敬すべき稼働量と強いメンタル、多忙スケジュールをこなす健康体などをすべてひっくるめると、かなり過酷な仕事といえるだろう。
引退して数年経つが、ライターとして座りっぱなしで、大勢に囲まれない生活を送る私は、だいぶプロ意識がなくなった。この記事を執筆した今、「売れっ子女優の持つポテンシャルや気質を見習わねば」という反省の気持ちが芽生え始めている。
文/たかなし亜妖
―[元セクシー女優のよもやま話]―
【たかなし亜妖】
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
