【記録的豪雨】氷見市で甚大な被害 冠水や浸水、土砂崩れ相次ぐ
昨夜からの記録的な豪雨で、県内では氷見市など西部を中心に甚大な被害が出ています。氷見市に出ていたレベル5の大雨特別警報は午後4時20分に解除されましたが、県内はこのあとも引き続き大雨や土砂災害に厳重な警戒が必要です。
森本記者
「氷見市万尾地区です。川と道路の区別がつかない状態になっています。また向こうに見える家屋、扉のドアノブの下まで水位があがってきています。軽トラックが見えますが、運転席の一部しか見えません」
氷見市によりますと、このほか市内を流れる上庄川、阿尾川、宇波川で氾濫が確認されました。市内の広い範囲で住宅や車に人が取り残されているという通報が多数あり、救助を進めています。KNBのまとめでは、これまでに少なくとも床上浸水43件、床下浸水68件 などの被害が出ています。
県西部では、きょう未明に線状降水帯が発生して非常に激しい雨が降り続きました。氷見市では、12時間で観測史上最大の317ミリの雨が降りました。これは、氷見市の8月1か月の平均降水量の1.7倍です。
気象庁は、午前6時20分氷見市に一時、レベル5の大雨特別警報を発表しました。
川腰記者
「こちら通行止めになっている道路なんですが、あちらの方を見ると木や電柱が倒されていて道路を完全にふさいでいます」
道路の通行止めなども多数発生しています。氷見市余川では土砂崩れが発生し、なぎ倒された木や電柱が道路をふさぎました。
TeNY 田中記者
「道の駅雨晴周辺のこちらの道路では土砂崩れによる通行止めが発生しています。現在も土砂の撤去作業が行われています」
高岡市太田の雨晴海岸そばの国道では、流れ出した大量の土砂が道をふさぎ、重機や人の手で土砂をかきだしていました。
また、山あいの氷見市長坂地区では土砂崩れで住宅が押しつぶされました。
県によりますと、今のところけが人などの報告は入っていないということです。
氷見市に出ていたレベル5の大雨特別警報は解除されましたが、県内では、舟橋村を除く市と町にレベル4の土砂災害危険警報が、全ての市町村にレベル3の大雨警報が引き続き出ています。
県内は、この後もあす朝にかけて雨が再び強く降る見込みで、予想される降水量は1時間で多いところで60ミリ、あす午後6時までの24時間では多いところで180ミリです。
引き続き、大雨と土砂災害に厳重に警戒してください。
また、氷見市をはじめ県内10の市町村で避難所が68か所開設され、あわせて254人が避難しました。
氷見市の避難所にも次々と住民が身を寄せており、不安な夜を過ごしています。
続いて交通への影響です。
あいの風とやま鉄道は、金沢駅と福岡駅の間で終日運転見合わせました。
JRは高山線の県内区間と、城端線、氷見線でそれぞれ終日運転を見合わせました。
富山空港発着の空の便は、羽田発の最終便が天候確認となっています。最新の情報に注意してください。

