複数少女への性的暴行容疑で逮捕された自称ジャーナリスト(54)“拾い屋ルポ”のおぞましすぎる内容

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酒と薬で意識をもうろうとさせて…

せき止め薬などを酒と一緒に飲ませ、意識をもうろうとさせる手口で複数の少女に性的暴行を繰り返したとみられる男は、少女たちから「先生」と呼ばれていたという──。

「警視庁少年育成課と新宿署は8月7日までに、不同意性交等などの疑いで横浜市の無職・守部直道(もりべ・なおみち)容疑者(54)を再逮捕しました。

守部容疑者は昨年の8月、SNSを通じて知り合った当時15歳の少女を『サプリの飲み合わせでオーバードーズ(医薬品の過剰摂取)と同じ体験ができる』などと千葉県内のカラオケ店に誘い出しました。酒と薬を飲ませて意識がもうろうとなった状態で性的暴行を加え、その様子を自身のスマホで撮影した疑いがもたれています。守部容疑者は黙秘しているということです」(全国紙社会部記者)

守部容疑者は今年6月、別の少女への不同意わいせつ容疑で逮捕されていた。その際に自宅から押収したパソコンなどから児童ポルノとみられる動画約770本、画像約1万4300枚が見つかったという。その動画などの解析から、次々と余罪が発覚することとなった。

前出の社会部記者が解説する。

「7月19日にも警視庁は守部容疑者を不同意性交等や性的姿態等撮影、児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕しています。SNSで知り合った当時15歳の女子中学生にカラオケボックスの個室でせき止め薬とお酒を飲ませ、少女が眠ったあとに性的暴行を加えてその様子をスマホで撮影した疑いです。

被害に遭った少女はSNSで悩み事を投稿したところ、面識のない守部容疑者からメッセージが来て会うことになったそうです。守部容疑者はここでも黙秘していました」

守部容疑者は最寄り駅から徒歩で5分ほど、家賃約5万円の4階建てのマンションに住んでいた。同じマンションの住人によると「たまにすれ違うくらいで、言葉を交わしたことはありません」という。

守部容疑者とはどのような人物なのだろうか。

冒頭のように少女たちからは「先生」と呼ばれていたようだが、一部のスポーツ紙や実話誌の間では「ジャーナリスト」を名乗る男として知られていた。

「昨日、こんな女の子をゲットしました」

スポーツ紙の記者はこう声をひそめる。

「守部氏はトー横にいる女の子たちから話を聞いたり、実態を調査しているという触れ込みでした。メディアがトー横の記事を書く際には、匿名の『トー横を取材するジャーナリスト』として、コメントをしていたようです」

「ネタがあまりにもヤバいのでここ最近は連絡を絶っていた」と話すのは実話誌編集者だ。

「守部氏は、酔っ払って電車内で寝てしまった女性を『眠り姫』、それをお持ち帰りする男を『拾い屋』と呼んで、『拾い屋に気をつけろ』というネタを出していたんです。しかし、下着を見せて寝ている女性を明らかに盗撮したと思われる画像など、とても誌面で使えるようなものではありませんでした」

さらに今回の事件を彷彿させるような動画が送られてきたこともあったという。

「『昨日、こんな女の子をゲットしました』と、寝ていた女性をホテルやカラオケボックスに連れ込んで、わいせつな行為をしている動画を送ってきたこともあります。また、公園で寝ている女性に大人のオモチャを使う画像もあったので、そういうものを持ち歩いていたのでしょう。『スポーツ紙で私の話が記事になりました』と連絡が来たこともありますが、とにかく私にとって守部氏はジャーナリストではなく、性犯罪者のイメージです」

守部容疑者は、この「拾い屋」ネタを他社にも提供していたようだ。’20年6月に『コロナ自粛の緩みで“拾い屋”暗躍』という記事があるスポーツ紙に掲載されている。

「コロナ自粛の緩みからか、泥酔して電車内で寝ている『眠り姫』が増えているので、『拾い屋』の被害に遭わないよう気を付けよう」という趣旨の記事だ。記事には「拾い屋」が登場し、「深酒しないこと。誰かと帰ること」などと注意を促している。まさにこの「拾い屋」こそ守部容疑者自身だと思われる。

「守部氏は未成年にわいせつな行為をするなど、犯罪の証拠になるような内容でも、『こういうネタがあります』と躊躇なく編集部に電話できるタイプだったのではないか。逮捕をテレビのニュースで知ったときには『まだこんなことをやっていたのか。捕まってよかった』と思いました」(前出・実話誌編集者)

「ジャーナリスト」を名乗って自らの犯罪行為をネタとして売り込んでいた守部容疑者。一方で、全国のおいしい店を紹介するYouTube動画には、ある店に20代から通う常連として登場。名物の天丼をほおばりながら、〈本当に天ぷらの仕上がりがよくて粉っぽくもなく、かといって固すぎもせずおいしいです〉と落ち着いた口調でコメントをしていた。

警視庁は同様のわいせつ被害に遭った少女が他にもいるとみて捜査を進めている。一部では少なくとも7人の15歳以下の少女が被害に遭ったのではないかとの報道もあった。

犯行の全貌が明らかになるにはまだまだ時間がかかりそうだ。

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取材・文:中平良