観音開き式ドアを採用した新型「“4人乗り”高級SUV」

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豪華4人乗りSUV!

 韓国の高級車ブランド、ジェネシスは2026年8月19日(現地時間)、米国サンフランシスコのパレス・オブ・ファイン・アーツで「GV90ワールドプレミア」を開催し、新型「GV90 NEOLUN(GV90ネオルン)」および「GV90」を世界初公開しました。

 GV90は、2024年に公開されたコンセプトカー「NEOLUN(ネオルン)」をもとに開発された、ジェネシス初のフルサイズ・フラッグシップSUVです。

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 なかでもGV90 ネオルンは、豪華な移動空間を追求した上級仕様で、4人乗りの「Executive Suite(エグゼクティブ スイート)」も用意されます。

 外観で特に目を引くのが、「Neolun Arch Gate(ネオルン アーチ ゲート)」と名付けられた前後観音開き式のドアです。

 固定式のBピラーを持たない構造とし、前後のドアをそれぞれ独立して開閉可能。ジェネシスでは、この構造を採用したコーチドアとして世界初としています。

 ボディサイズは全長5285mm×全幅2030mm×全高1825mmで、ホイールベースは3245mmです。

 日本でも大型高級SUVとして知られるレクサス「LX」(全長5100mm×全幅1990mm×全高1885〜1895mm)と比べると、GV90 ネオルンは全長が185mm長く、全幅も40mm広い一方、全高は低く抑えられています。

 エクステリアは、韓国の伝統的な「月壺(ムーンジャー)」から着想を得た、シンプルかつ堂々としたデザインです。

 フロントには「Wing Face」と呼ばれる薄型のMLAヘッドライトを採用し、ジェネシスを象徴する2本のラインを表現。ボディには大きく張り出したフェンダーや24インチ鍛造ホイールを組み合わせ、全長5.2mを超える堂々としたプロポーションを形成しています。

 そして4人乗りのエグゼクティブ スイートでは、広大なボディを生かした豪華な室内空間が大きな特徴です。

 GV90 ネオルンには、ヒョンデ・モーター・グループで初めて電動スイベル式フロントシートを採用。停車中にドアトリムのボタンを押すと前席が180度回転し、後席の乗員と向き合えるラウンジのような空間へ変化します。さらに、15個のエアセルなどを用いたマッサージ機能も備えています
 4人乗り仕様の後席には、セミアニリンレザーを用いた独立シートに加え、タワー型センターコンソール、冷蔵庫、テーブルなどを装備します。

 さらに、本物のウッドベニヤを用いたフロアには、韓国の伝統的な床暖房「オンドル」から着想を得た輻射式ヒーターを採用。荷室からの音を遮る「コンフォートパーティション」やプライバシーを確保するロールブラインドも備えています。

 ガラスルーフには「Smart Vision Roof」を採用し、PDLC技術によって6つのエリアそれぞれで透過率を調整可能。乗員ごとに明るさを変えることができます。

 インフォテインメントには23.6インチのOLEDディスプレイを採用し、停車時には24.6インチまで表示領域を拡大。25スピーカーのBang&Olufsen(バング&オルフセン)製3Dサウンドシステムも備えました。

 パワートレインには、前後に高出力モーターを搭載する4WDシステムを採用します。

 システム最高出力は490kW(666馬力)、最大トルクは800Nm。バッテリー容量は123.5kWhで、350kW級の急速充電器を使用した場合、10%から80%まで約22分で充電可能です。

 なお、航続距離は7人乗りのGV90で、社内測定値約500kmとされています。

 走行性能にもこだわり、前後それぞれに電子制御式LSDを配置する「デュアルe-LSD」をヒョンデ・モーター・グループとして初採用。マルチチャンバー式エアサスペンションや、後輪を最大5度操舵するリアホイールステアリングも備えます。

 さらに、4人乗り仕様の頂点として「GV90 ネオルン ファーストエディション」も設定されます。

 専用の2トーンボディカラーやボディ同色の24インチ鍛造ホイールを採用するほか、室内にはウールカシミヤの加飾を標準装備。クリスタルスフィアコントローラーやヘッドレスト、ドアステップには専用ロゴがあしらわれます。

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 GV90 ネオルンの価格については、現時点では明らかにされていません。