似ているが12倍高い米国製AI…韓国、中国製AIシェア45%
48.99ドル対4.08ドル。米アンソロピックと中国アリババの最新人工知能(AI)モデルに同じウェブサイトを作らせた時に請求された費用だ。格差は実に12倍に達した。ブルームバーグが独立AI評価プラットフォーム「バルスAI」とともに米中を代表する7つのAIモデルの性能と費用を比較した結果だ。最上位モデル間の性能格差は急速に縮んだのに対し価格競争力では中国が大きくリードした。
中央日報がこれを分析した結果、米中代表AI7モデルは同じプロンプト(命令語)を受け独自にコードを作成しエラーを修正しながら仮想のコーヒー通販サイトを構築した。
米国製であるアンソロピックの「クロード・フェイブル5」、オープンAIの「GPT−5.6ルナ」、グーグル「ジェミニ3.5フラッシュ」の3モデルと、中国製であるアリババの「クウェン3.7マックス」、ディープシークの「V4」、ムーンショットの「キミK3」、智譜AIの「GLM5.2」の4モデルを比較したところ、ほとんどが機能的正確度100%を記録した。ウェブサイト製作課題では明確な格差がないということだ。
しかし費用は千差万別だった。最も高いフェイブル5は高いトークン単価により合計48.99ドルがかかったのに対し、クウェン3.7マックスはわずか4.08ドルで同じ完成度のサイトを作った。ディープシークV4はこれよりさらに安かった。実際のサービス料金(100万トークン当たり)もやはりフェイブル5が50ドルに達するのに対しディープシークV4は3.96ドル(非ピーク時間帯は1.98ドル)、キミK3は15ドル水準にすぎなかった。
実務コーディング能力を競うターミナルベンチでも上位10モデルのうち中国製のキミK3とクウェン3.8マックスが名前を上げ、1位のGPT−5.6ソルと2位のクロード・オーパス5との点数差は5ポイント前後にとどまった。
中国製AIの価格競争力は実際に使用量逆転につながっている。オープンルーター基準で中国製モデルの世界的月間トークンシェアは先月60%を突破した。昨年初めの10%未満から急騰した数値だ。米国本土だけでなくシンガポールやドイツでも中国製の使用量が米国製を上回り、韓国でもやはり米国製が53%、中国製が45%と格差は8ポイントに縮まった。
シリコンバレー企業の離脱も本格化した。AIアシスタントスタートアップ、リンディーのフロー・クリベロ代表は主力モデルをアンソロピックからディープシークに変え費用を90%節減したと話した。彼は「電子メール1通書くのに神のような高性能AIは必要ない」と話した。業務自動化スタートアップ、ポルシアのベン・セーラ代表も「破産しないようにするなら選択肢はなかった」と話した。この会社はリアルタイム顧客対応にはアンソロピックを使い、夜間や急がない業務には安い中国製を使う。
半導体規制でコンピューティングパワーが米国の10分の1にすぎない中国の武器は「オープンウェイト」と値段が安いインフラだ。核心加重値を無料公開し、企業独自のサーバーでの駆動を誘導することによりセキュリティの懸念を減らし既存のAI生態系に浸透した。中国政府の大規模データセンター投資と安い電力、低い人件費も破格なコストパフォーマンスを後押しした。
米国内ではセキュリティと政治的偏向を理由に規制論が出ているが、オープンウェイトの特性上技術統制が難しい上に企業の費用負担の反発も大きい。トランプ米大統領も過度な規制による競争力低下を警戒しており、安全保障と実利の間で米国の悩みは深まっている。
![中国の人工知能(AI)スタートアップ、ディープシークのロゴ。[写真 ロイター=聯合ニュース]](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/2/c/2c466_204_b74d785f_cba75b8b.jpg)
