【ライフセーバーに密着】夏の海水浴 中学生が流され100m沖に…救助へ! 離岸流発生か…流される人次々 ルール守らず高波の≪遊泳エリア外≫で…危険な状況に 『every.気になる!』
今回の「気になる!」は、海水浴客の命を守るライフセーバーに密着。お盆休み、沖へ流され戻ってこられない人が相次ぎました。
■水難事故を防げ…ライフセーバーの使命

千葉県、鴨川市にある海水浴場。
記者
「お盆休み、海水浴場は多くの人でにぎわっています」
海水浴客
「きゃあ!」
海水浴客
「ジンベエザメのボードで、波乗りするのが楽しいです」
多くの家族連れでにぎわうビーチで、ライフセーバーに密着しました。一日8人態勢で、水難事故を未然に防ぐのが使命です。
他にも、けが人の対応から迷子の保護まで、海のあらゆるトラブルに対処します。
■浮輪で遊んでいた50代夫婦

台風の影響で「遊泳注意」となったお盆休み初日。遊泳エリア内で見つけたのは、沖に流されている2人組。浮輪で遊んでいた50代の夫婦が自力で戻れなくなったのです。
記者
「浮輪にのった方が流されていて、ライフセーバーが救助に向かいました」
ライフセーバーが、2人がかりで向かいます。
記者
「いま、ライフセーバーが救助しました」
流された夫婦は…。
妻
「浮かんでいたら、急にあっちにいた…」
夫
「沖にいた…」
■沖へ向かう「離岸流」 抜け出す方法は?

30分後にも…。
記者
「少し奥の方へ流されていますね。戻ろうとしているけど、戻れていない」
40代の女性が戻ってこられない状況に。ライフセーバーがレスキュー用の浮具で引っ張り、浜へ引き上げました。
救助された女性
「気がついたら、足がつけられなかったので怖かった。足がつくところで泳いだ方がいいと思います」
この日は、沖へ向かう強い流れ「離岸流」が発生したとみられ、流される人が次々と。
ライフセーバー
「離岸流に対してまっすぐ帰ってくるのではなく、一度、横に行って、そのあと浜に向かって帰ってくる」
岸と平行に泳ぐと、流れを抜け出せるといいます。
■ルール守らず“遊泳エリアの外”で

ルールを守らなかったことで、沖に流されるケースもあります。
30代の男性。波が高い“遊泳エリアの外”で泳いでいたところ、戻れなくなったのです。
数人がかりで助けにいく事態となりました。
ライフセーバー
「あそこ本当に危ないから、入らないように」
男性
「はい」
ライフセーバー
「手前で、手前で」
■一刻を争う事態! 中学生が流され…100m以上沖に

より気をつけなければならないのが、ライフセーバーの監視がない時間帯です。
日曜日の朝。海水浴場の監視が始まる10分前のことでした。
ライフセーバー
「あ、流されてる! 奥、流されてる!」
記者
「ライフセーバーがいま、救助に向かっていますが、かなり沖の方まで流されています」
家族で来ていた12歳の中学生。浮輪が流され、岸から100メートル以上の遊泳区域外に…。一刻を争う事態に、もう1人も海へ!
発見から10分後──。
記者
「いま、ライフセーバーが接触しましたね」
ライフセーバーが用意したボードにのる中学生の姿が確認できました。
母親
「『奥行き過ぎだよ』って言いにいこうと思ったら、大きい波がきて浮輪だけとんできたので」
.

ライフセーバーに背負われ戻ってきた中学生。ライフジャケットはつけていませんでした。
ライフセーバー
「もう大丈夫だからね。浜ついたよ。大丈夫、大丈夫! よく頑張ったね。(岸で待っていたライフセーバーに)毛布準備して! 毛布!」
意識はあるものの、海水を多く飲んでいたため──。
ライフセーバー
「救急電話して! 救急電話して! 大丈夫、脈あるよ!」
念のため病院に搬送。検査の結果、異常はなかったということです。
ライフセーバー
「ボードにあがってもらった瞬間に、咳(せき)していたので、確実に海水をすごく飲んでいた。少しでも助けるのが遅れていたら、意識がなくなっていてもおかしくなかったと思います」
海で遊ぶ際は、監視体制が整った海水浴場を選び、ライフジャケットを着用することが大切です。
(2026年8月18日放送「news every.」より)