球界再編問題の“敵役”と22年ぶり再会で古田敦也氏が本音「真剣に若者をつぶしに…」
ダイエー球団代表、ロッテ球団社長、オリックス球団本部長などを歴任した瀬戸山隆三氏(72)が、古田敦也氏(61)のYouTube「フルタの方程式」に出演。“握手拒否”事件で因縁のある2人が22年ぶりに番組で席を並べることになった。
瀬戸山氏は「こういう形でお会いできると思いませんでした」と感慨深げ。古田氏も苦笑いした。
2004年の球界再編問題で、瀬戸山氏はプロ野球実行委員会ワーキンググループ選手関係委員長を務め、オーナー側の立場で労使交渉に臨んでいた。ストライキの延長合意後に当時日本プロ野球選手会の会長であった古田氏に握手を求めたが、拒否される場面が報じられ、大きな話題となった。
近鉄とオリックスの球団合併に端を発し、オーナー側は12球団から10球団による1リーグ制の導入を主張。選手会が12球団2リーグ制の存続を主張して猛反発し、球界初のストライキを決行する事態に発展した。
瀬戸山氏は「私は私で憎まれ役になりましたけど、古田さんも大変だったと思いますよ」と振り返った。
古田氏も「そりゃ僕の方が大変でしたよ。めちゃくちゃ矢が飛んできましたから。脅しから、めちゃめちゃ来ましたからね。力のある方々がね、真剣に若者をつぶしにかかりましたからね、あのとき。言いたいこといっぱいありますよ」と、思わずしまっていた本音を明かした。
当時は立場上、オーナー側にいた瀬戸山氏だが、時を経て、「あのとき頑張っていただいたからあれで野球界は変わりましたよ。あれがなかったら先細りですよ」と古田氏を筆頭に選手会側の抵抗を称賛した。

