日本への「先制核攻撃」を示唆 北朝鮮の金与正氏が談話
北朝鮮の金正恩総書記の妹、金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党中央委員会総務部長が19日、朝鮮中央通信を通じ、ウクライナ情勢や日本、米国との関係を包括的に論じる異例の談話を発表した。
特に日本に対しては、極めて強い軍事的警告を発した。
金与正氏は、日本を「軍事的目標」と見なす認識が強まったと明言。北朝鮮軍指導部が日本の脅威を「抑止し、制圧、またはそれ以上に作っておく」ことを軍事戦略の一環と見なし始めたとした。
さらに「日本が間違った選択を企図するならば」、日本は「即時的で生存不可能なせん滅的猛撃」を受けると警告した。
(参考記事:「妹じゃなきゃ処刑だ」金正恩と与正の微妙な権力均衡と”後継者ジュエ”登場の衝撃)
重要なのは「北朝鮮を攻撃したなら」ではなく、「間違った選択を企図するなら」としている点だ。
北朝鮮は核兵器の先制使用を可能とする法制度をすでに整備している。「せん滅的猛撃」が核攻撃を意味すると断定することはできないものの、日本の軍備増強や攻撃準備と北朝鮮が判断した行動に対し、先制的な核使用も辞さないとの威嚇を含んでいる可能性がある。
