もしも車が水没したら... 知っておくべき「脱出方法」と事前の備え【徳島】
先週、記録的な豪雨に襲われた千葉県では、車の水没が相次ぎ、死者も確認されています。
今後も台風などによる大雨が予想されるなか、もし運転中に車が水没してしまった場合、どのように対応したらよいのでしょうか。
8月13日の夕方から翌14日にかけて千葉県で発生した豪雨。
各地で道路が冠水し、車の立ち往生が発生。
車内に閉じ込められた人が、命を落としたケースもありました。
(ドライブショット)
「ダメだ…戻ろう 戻ろう」
県内でも起こり得る道路の冠水。
そのとき、私たちはどのように対応すればよいのか。
JAF徳島支部に話を聞きました。
(記者)
「(車は)どれくらいで水没するか?」
(JAF徳島支部・角田義道さん)
「車に影響を与えるのは、だいたい床面を超えたくらい」
「平均で30センチを超えてドアのあたりに近づいてくると、いろんな電気系統に影響してくる」
「走っていると波とかしぶきとかもあるから、これくらいになると進まないほうが良い」
万が一、車が水没してしまった場合はどうすれば良いのでしょうか。
(記者)
「何から始めたら良いか?」
(JAF徳島支部・角田義道さん)
「突然ドアを開けたときに水が車内に入って来て、慌てて出られないときがあるので、まずはシートベルトを外しておくということが大事になる」
「次はドアを開けて脱出するようになるが、水圧でドアが開かない場合がある。その場合は窓ガラスを下ろしてもらって、窓から脱出することになる」
(JAF徳島支部・角田義道さん)
「水没した時点で窓ガラスを開け始めないと、電気系統に異常が出てパワーウィンドウが降りないなど発生するため、はやめに開ける必要がある」
手遅れになると、車内に閉じ込められてしまう危険性が一気に高まります。
(記者)
「水圧や電気系統の故障により窓ガラスが空かない場合、窓ガラスを割って脱出しないといけません」
「しかし(窓ガラスを叩く)成人男性が思い切り窓ガラスを叩いても、ビクともしません」
そこで推奨されているのが、ホームセンターなどで購入できる「脱出用ハンマー」の常備です。
(記者)
「実際に専用ハンマーを使って、割ってみたいと思います」
素手で叩いても割れなかった窓ガラスも、「脱出用ハンマー」で角を叩くと簡単に割ることができました。
アンダーパスの冠水など、県内でも同様の被害が確認されており、決して他人事ではありません。
(JAF徳島支部・角田義道さん)
「普段からハザードマップを見てもらうとか、どのあたりが冠水するアンダーパスが多いとか知ってもらって、大雨が予想される場合は通勤・通学の経路、道路の道順を考えていただけたらと思う」
日頃からの備えと、「危険な場所には近づかない」という正しい判断こそが、いざという時に命を守ることに繋がります。
