磐田戦で勝利に大きく貢献した島村。(C)SOCCER DIGEST

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 8月16日に開催されたJ2の第2節で、横浜FCはジュビロ磐田と対戦。3−1で勝利し、開幕連勝スタートを切った。

 この一戦に、3−4−2−1の右シャドーで先発した横浜FCのMF島村拓弥が勝利に大きく貢献した。チームが1点をリードして迎えた51分、右サイドのタッチライン際でボールを受けると、縦へ仕掛けてペナルティエリア内へ進入する。

 対峙した磐田のダニーロに引っ張られてファウルを受け、「2タッチ目で相手をかわすことができて、前に入ろうっていうイメージができた」と狙い通りのドリブルからPKを獲得。これをルキアンが冷静に沈めて2点差とした。

 さらに62分、左でボールを受けた新保海鈴が逆へサイドチェンジ。ルキアンから村田透馬へと繋ぎ、左からのクロスをゴール前で待っていた島村が合わせてネットを揺らした。

 この得点シーンで27歳MFは、ゴール前へ飛び出してファーで合わせて得点を奪った。ただ、当初はニアでクロスを合わせようとしていたという。

「最初はニアへ行こうと思っていましたが、途中で『いや、これはファーだな』って思いました。相手選手がニアに強いだろうと考えつつ、透馬のクロスはディフェンスラインとキーパーの間に出すボールが多いので。だったらファーで合わせた方がいいと自分の中で考えを変えてファーで待つようにしました」
 
 結果的に想定通りのクロスが目の前へと届けられた。2点差のリードがあったからこそ、「それでクリアされたら仕方ないかなと」余裕もあったかもしれない。だが、「そのまま過ぎたら相手ボールになってしまう」と予測し、拾いに行けることも加味した上での選択だったようだ。

 昨季途中に柏レイソルからアルビレックス新潟へ期限付き移籍したレフティは、同年のJ1リーグ戦では無得点、今年の上半期に開催された明治安田J2・J3百年構想リーグでも1ゴールと悔しい結果に終わった。それだけに今季、レンタル移籍で加わった横浜FCで、先発2戦目での移籍後初ゴールは、自信にもなるだろう。

「シャドーの選手はやはり結果を求められると思うので、その中で今日は2得点に絡むことができましたし、自分自身も早くゴールを決めたいと思っていたので、その中でチームも勝つことができたのですごく良かったです」

 今季再びJ1の舞台を見据える横浜FCにおいて、稀代の名ドリブラーが結果を残しながら攻撃の核を担っていきそうだ。

取材・文●藤井圭(サッカーライター)

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