レインボー ジャンボたかお(C)日刊ゲンダイ

写真拡大 (全2枚)

 7月期のドラマ「マイ・フィクション」(テレビ朝日系)が話題を呼んでいる。Kis-My-Ft2玉森裕太(36)演じる主人公・伊川正樹が、事故をきっかけに自分の人生を奪われるというストーリーだ。

【こちらも読む】山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

 注目を集めているのが、主人公になりすます伊川の同僚・多田義孝を演じるレインボー・ジャンボたかお(37)だ。笑顔で主人公を追い詰める不気味な姿に《たかおがとにかく怖いのよ》《夢に出てきそう》《キャスティングした人センスありすぎ》と高評価が相次いでいる。

 当初は演技経験の少なさから不安視されていたが、お笑い業界関係者は「納得できる配役」だと話す。

■台本ナシ「憑依型」の演技力

 その理由は彼らのコントにあるという。

「レインボーはリアリティーのあるコントを武器に台頭してきた芸人です。例えば、『クラスでツートップだったのに月日が経って大差がついた女子2人』『家にまで来たのにその気がない女に説教する男』など、身近な人間模様を切り取り、“実際いそうな変な人”を感じさせる空気感が持ち味です」(お笑い業界関係者、以下同)

 作り方にも特徴がある。

「彼らのコントにははっきりとした台本がなく、アドリブがほとんどです。設定だけ決めて、お互いが役になりきって物語を進めていく。両方とも“憑依型”のコント師と言えるでしょう」

 それが今回の複雑な役柄に生かされているのではないかと分析する。

俳優にはない“芸人”ならではの強み

「彼らのコントには『多分人殺してる神崎』シリーズや『意味がわかると怖いコント』シリーズなどホラーやサスペンス風味のものも多い。なかでも『ねえ、何で知ってるの?』というコントではストーカーを演じるジャンボたかおの表情や口調が秀逸。ファンからは《ヤバい奴を演じるのがうますぎる》《ナチュラルサイコパス感がリアル》というコメントが寄せられています」

 また、ジャンボたかおがこれほど評価されているのは、俳優にはない芸人独自の強みもあるという。

「俳優は基本的に男性が男性役、女性が女性役を演じることがほとんどですが、芸人はコントの中で男性が女性役を演じることも多い。レインボーはどちらも女性役を演じることがあり、演技の幅が広い。彼らのYouTubeチャンネルに上がっているネタ数は1000を超えており、数多くのキャラクターを演じてきた経験が、芸人ならではの演技力の源泉になっているのではないでしょうか」

 さらに芸人として活躍している際のキャラクターとのギャップも効果的だという。

「バラエティーで親しまれているキャラクターがホラー感のある演技をすることで、ギャップが生まれる。演技のプロである俳優にはない魅力があると思います」

 ドラマ界に新たなスターが生まれるか。

  ◇  ◇  ◇

 7月期ドラマの旧ジャニーズ対決は?●関連記事【こちらも読む】山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード…もあわせて読みたい。