【女子ゴルフ】安田祐香 最多バーディーV! 姉妹の絆で初日から独走大会新23アンダー
◇女子ゴルフツアーNEC軽井沢72最終日(2026年8月16日 長野県 軽井沢72ゴルフ北C(6590ヤード、パー72))
プロ7年目の安田祐香(25=NEC)が6バーディー、2ボギーの68で回り、通算23アンダーで初日からの首位を守る完全優勝でホステス大会を制した。3日間大会でのバーディー数26は、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が樹立した最多バーディー優勝のツアー記録(24、03年ミズノ・クラシック)を更新。23アンダーは08年に原江里菜がマークした大会記録(21アンダー)を塗り替えた。ツアー3勝目は記録ずくめの1勝となった。
ウイニングパットを沈めた安田はキャディーの姉・美祐さん(28)としばらく抱き合った。2位と7打差の圧勝に「満足。お姉ちゃんが抱きついて、いつ離すんだろうと思った」とクールな受け答えで観客を笑わせた。姉妹コンビでの優勝は初めて。「お姉ちゃんがウルッと来てたのでウルッと来た」と感慨にも浸った。
独走でスタートも1番でティーショットを曲げてボギー。5番でも落とし2位と4打差に。「ピンを狙わずセンター狙い」の安全策でチャンスを待ち、5メートルをねじ込んだ8番から4連続バーディーで後続を突き放した。
日本女子アマ出場経験もある美祐さんは「クールで穏やかだけど、自分でやることを決めてやる。体も強くなった」と目を潤ませた。安田が中学生だった15年日本女子アマで初タッグを組んで以来ケンカは一度もない。2人でラインを読み、迷った時に助言を求めるのが安田の流儀。姉のサポートを受けた3日間で26バーディーを稼ぎ、海外メジャー10勝のソレンスタムの記録を塗り替え「世界のトッププロのアニカさんを上回れたのはうれしい」と胸を張った。
アマ時代は00年度生まれのミレニアム世代をけん引したが、プロ転向後は滝川二高の同級生・古江ら盟友に後れを取った。それでも「焦りはなかった。年々課題と向き合い、成長している」。マイペースで歩み、記録的な勝利をつかんだ。過去2勝は雨の中。晴天の軽井沢で歓喜の瞬間を迎え「青空の下でトロフィーを持てる」と笑顔を見せた。

