【甲子園】智弁和歌山が5年ぶり8強 魔曲に乗り8回同点打の川原がV打 タイブレーク3度目で初勝利
◇第108回全国高校野球選手権3回戦 智弁和歌山7―3敦賀気比(2026年8月15日 甲子園)
智弁和歌山が敦賀気比(福井)を7―3で下し、優勝した21年以来5年ぶりにベスト8に進出した。2―2で迎えた延長タイブレークの11回に川原一将(3年)の左前適時打で勝ち越し、さらに4点を追加。甲子園優勝経験校同士の対決を制した。
智弁和歌山は夏の甲子園で過去2度、延長タイブレークを戦っているが、19年の3回戦は星稜(石川)、24年の2回戦は霞ケ浦(茨城)に敗戦。3度目で初白星となった。
2点を追う8回2死二、三塁でも川原が左中間二塁打を放ち、同点とした。同校の幾多の逆転を呼び込んできた魔曲「ジョックロック」が流れる中での同点劇で、流れを変えた。
「ジョックロック」は、1死二塁の先制機で4番・山田凜虎を打席に迎えた場面で今大会初めて流れた。ここでは山田は死球、後続は凡退して得点にはつながらなかったが、終盤で威力を発揮。力投を続けていた敦賀気比・辻琉成(2年)を攻略した。社(兵庫)と対戦した初戦の2回戦では、智弁和歌山が2点を先行し、最後までリードを守り切る展開になったため、演奏の機会がなかった。

