不動産投資アドバイザーの木村洸士氏が、限られた自己資金をどう活かすかをテーマに動画を公開した。多くの人は借入れをできるだけ減らし、返済額を抑えることが望ましいと考えがちだが、木村氏はその発想こそが投資効率を下げる落とし穴になり得ると指摘する。住宅ローンの繰り上げ返済を例に挙げながら、借入れを減らす安心感と、資産を増やしていく力とは必ずしも一致しないとの見方を示した。
 
手元の現金を繰り上げ返済などに充ててしまうと、借入れによって得られるはずの収益機会を自ら手放すことになるという。木村氏は、自己資金は不測の修繕費などに備えて極力手元に残し、融資を活用しながら物件を買い進めていく考え方を勧める。動画内では、少ない自己資金からスタートし、複数の物件を段階的に取得していくことで資産と収益を積み上げていく過程が、ホワイトボードを使いながら順を追って紹介された。頭金をいかに抑えるか、そしてどの金融機関がどのような融資姿勢を持っているかを把握しておくことが、資金効率を左右する重要な分かれ目になるという。1棟目を取得したあとの資金の巡らせ方や、複数の物件を並行して買い進めていく際の考え方の順序についても、具体的な流れに沿って語られている。
 
さらに木村氏は、成功する人と失敗する人の違いにも触れた。成功する人に共通するのは、自己資金をむやみに使わず、融資や物件に関する情報を地道に集め続ける姿勢だという。一方で、知ることを怠り、勢いだけで物件を購入してしまう人は、思わぬ落とし穴にはまりやすいと警鐘を鳴らす。修繕や運営に関する知識の差も、長い目で見れば収益に大きく影響してくると述べた。
 
アフタートークでは、木村氏の不動産投資コミュニティの受講生による購入事例が紹介された。神奈川県内で取得された物件は、2,000万円のアパートで利回りがおよそ12パーセントに達し、路線価が売買相場の6割を超える水準にあったことから、全額融資での取得につながったという。土地の価値をしっかり見極めて選ばれた一棟であり、資金をかけずに収益基盤を築いていく好例として語られている。自己資金の使い方に迷いを感じている人にとって、資金を守りながら資産を築いていく具体的な道筋が見えてくる動画だ。

チャンネル情報

会社員から24棟家賃年収5000万円を実現し独立。 現さくらいふ株式会社 代表取締役。他4社経営。 不動産投資歴は15年、主催する不動産投資セミナーは[5年で10000人]が受講。 唯一無二のスキルをもつ業界の有名講師・きむ兄(木村 洸士)が 不動産投資を志す方に役立つ情報をお伝えしていきます!