今季から横浜FMを指揮するコリカ監督。初陣を勝利で飾れなかった。(C)SOCCER DIGEST

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[J1第1節]横浜FM 3−4 鹿島/8月7日/MUFGスタジアム(国立競技場)

「勝ちに持ってこられるゲームだった」

 試合後にそう悔しさを滲ませたのは、今季から横浜F・マリノスを指揮するスティーブ・コリカ監督である。

 J最多となる6万3960人が来場したMUFGスタジアム(国立競技場)での開幕戦。ホームとして鹿島アントラーズを迎え撃った横浜FMは、7分に16歳・三井寺眞のゴールで幸先よく先制に成功した。

 その4分後、鹿島に同点に追いつかれるが、18分に谷村海那の得点で再びリード。58分には谷村のこの日2点目となるゴールで差を2点に広げた。

 しかし、選手たちに疲れが見え始めた横浜FMは、複数の選手が足をつる状態となり、攻勢を強める鹿島に押されて防戦一方に。そして81分に1点を返されると、後半アディショナルタイムに2点を奪われ、3−4で逆転負けを喫した。
 
「非常に悔しい結果となりました」

 そう語ったコリカ監督が特に悔やんだのは、2点差とした58分以降の戦い方だ。

「特に3−1になってから、いろんな選手が(足を)つりはじめ、苦しいゲームになってしまった。立ち上がりからしっかり飛ばしてゲームをしてきたなかで、その疲れが失点の多さに繋がってしまった」

 オーストラリア人指揮官は鹿島を「非常に強い相手」とリスペクトしつつも、「鹿島であろうとなかろうと、3−1になった時は勝ちに持っていかなくちゃいけない。守備時に明らかにスペースが多く生まれてしまった。交代選手も入りましたが、疲れてスペースが空いたところを突かれ、失点をたくさんしてしまったことはいただけない」と指摘する。

「今日起きてしまった現状をしっかり修正して次に向かう」と前を向いたコリカ監督。今節の経験を次にどう活かしていくのか。その手腕に期待したい。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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