CASC(中国航天科技集団)は2026年8月4日、中国・海南省の海南商業航天発射場から「長征8号甲」ロケットを打ち上げ、「衛星インターネット低軌道第23組衛星」を所定の軌道へ投入したと発表しました。


打ち上げに関する情報は以下の通りです。


打ち上げ情報:長征8号甲(SatNet LEO Group 23)

・ロケット:長征8号甲(Long March 8A)
・打ち上げ日時:日本時間 2026年8月4日 17時52分
・発射場:海南商業航天発射場(中国)
・ペイロード:衛星インターネット低軌道衛星 23組(SatNet LEO Group 23)9機


衛星インターネット低軌道衛星群は、中国が構築を進める低軌道衛星インターネット計画に関連する通信衛星群です。海外の打ち上げ情報サイトでは、中国の国有企業「中国衛星ネットワーク集団(China Satellite Network Group)」が構築を進める「国網(GuoWang)」向けの衛星群として扱われています。


今回使用された長征8号甲では、制御システムと計測システムの製品化・統合設計がさらに進められています。また、機体全体には電気静油圧式サーボ機構が採用されています。


中国の科学技術系メディア「科技日報」によると、今回の軌道投入時の総重量は、長征8号甲として過去最高を記録しました。また、衛星を高度約1100kmの目標軌道へ直接投入することにも成功。これにより、衛星が自力で軌道を上昇する時間を数か月短縮できるということです。


関連画像・映像

【▲ 海南商業航天発射場から打ち上げられた長征8号甲ロケット(Credit: 海南商発 / CASC)】
【▲ 海南商業航天発射場で垂直輸送される長征8号甲ロケット(Credit: 陈江梅 / CASC)】

 


文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部


関連記事ロケット打ち上げ情報世界の主要ロケット一覧世界のロケット打ち上げ推移(1957〜2025)中国が「長征12号」打ち上げ 衛星インターネット用低軌道衛星群を軌道投入参考文献・出典CASC(中国航天科技集団)- 长八甲火箭成功发射卫星互联网低轨23组卫星科技日報 - 长八甲火箭成功发射卫星互联网低轨23组卫星Go4Liftoff - Long March 8A | SatNet LEO Group 23