【バレー】日本男子は2大会ぶりメダル届かず 開幕13連勝から急失速 米国、スロベニアに痛恨の2連敗…3位決定戦
◆バレーボール▽男子ネーションズリーグ(NL) 決勝大会3位決定戦 日本 ― スロベニア(2日、中国・寧波)
8チームで争う決勝大会の3位決定戦で、世界ランク5位の日本は、同ランク6位のスロベニアに1―3で敗れ、2年ぶりのメダル獲得を逃した。
第1セットの先発はアウトサイドヒッター(OH)・石川祐希主将(ジラート)、高橋藍(らん、ルブリン)、セッター・深津英臣(名古屋)、オポジット・西田有志、ミドルブロッカー(MB)・エバデダン・ラリー(大阪B)、西本圭吾(広島T)、リベロは山本智大(大阪B)が入った。
藍がレフトからスパイクを決めてスタートした。パワーで勝る相手に日本は持ち前の粘りのプレーで応戦し、序盤は一進一退の攻防。10―11から藍がブロックを打ち破ってスパイクを決めると、石川も続いて逆転。中盤はサーブミスがお互い続くなどして再び接戦になったが、終始、相手にリードされる展開。勝負どころでサービスエースを決められるなどして最大4点差まで広げられ結局、このセットを落とした。
第2Sは日本のサーブから始まったが、最初の得点はスロベニア。それでも、すぐにレフトから藍が決めると連続ポイント。同点に追いつかれたが、西田が決めて流れに乗るとそこから得点を重ね5―2とし、序盤は有利に試合を進めた。一時は4点差まで広がったが、中盤に追いつかれるとそこから再び激戦に。
14―13から西田がサーブで崩して、最後は自ら打ち抜いて追加点を挙げると連続ポイントで3点差。19―18から藍がレフトから打ち抜いて先に20点に乗せた。それでも、パワーで押してくる相手に徐々に迫られ同点に。そこからシーソーゲームとなったものの、つなぎまくった日本が先にマッチポイントを奪った。西田のサーブがアウトになったが、相手のサーブもミス。26―26で西田が3枚ブロックをこじ開け再びマッチポイントを握ると、最後は藍が決めてこのセットを奪って1―1の五分に持ち込んだ。
第3Sも藍の得点からスタートした。同点にされた直後にフェースガードをつけた山内晶大(大阪B)がミドルから決めて同点。このセットも両チームの意地と意地のぶつけ合い。序盤からシーソーゲームだったが、9―8から相手が5連続ポイントを挙げ9―13とリードを許した。そこから再び驚異の粘り。拾いに拾って同点に追いついた。お互いが点を取り合う形になったものの、先に相手が20点目を挙げ3点差をつけられ、結局、22―25で落とし、後がなくなった。
運命の第4S。1―1から藍の強烈なサービスエースでリードし、連続ポイントで流れをつかみ、その後も得点を重ね7―3と序盤は主導権を握った。相手も両サイドのモンジッチ、ムヤノビッチの強烈なスパイクなどでじわじわと迫って11―11の同点にされるとその後、逆転された。終盤に入ってもなかなか点差が縮まらず、20点目を先に取られた。諦めず攻めの姿勢は見せたものの、最後は宮浦健人(名古屋)のサーブがアウトになり力尽きた。
日本は今後、28年ロサンゼルス五輪の出場権を懸けた9月のアジア選手権(福岡)に向かう。秋の大一番へ、世界での経験を糧にしていく。

