マーリンズ指揮官 佐々木麟太郎と対面した印象は? 大谷翔平との縁、今後の方針にも言及
マーリンズにドラフト8巡目(全体235番目)で入団した佐々木麟太郎内野手(21)が24日(日本時間25日)、本拠地ローンデポ・パークを訪れた。クレイトン・マッカラー監督(46)は佐々木と対面し、その印象について語った。
お披露目に来ていた今年のドラフト指名ルーキーたちにマッカラー監督が順番に挨拶。麟太郎とはけっこう長く言葉を交わした。指揮官は佐々木について「すごく良かったよ。とてもいい質問をしていた。今日ここでうちの選手たちの練習を見ながら、打者のアプローチや、相手投手によってどう考えるべきかといったことを質問してきた。彼は本当に興味深い経歴の持ち主だ。日本からスタンフォードへ進み、そこでプレーし、ドラフト指名を受けた。球団として彼を迎えられてうれしく思うし、将来的には我々が期待しているような長打力を発揮してくれると信じている。非常に印象のいい青年で、質問の内容も素晴らしかった」と印象を語った。
スタンフォード大でのプレー映像については「それほど多くは見ていない。ホームランの映像を少し見たくらいだね」としたが「彼がこの組織に加わり、野球選手としても人としても成長していくのが楽しみだ。まずは野球を楽しんでほしいということだ。メジャーリーグにたどり着くまでの道のりは、人それぞれ違うし、一直線とは限らない。苦しい時期も含めて楽しみ、その経験から学び続けること。そして、決して成長する努力をやめないことだ」とエールを送った。
マッカラー監督は、ドジャースのコーチからマーリンズの監督に就任。佐々木の花巻東の先輩であるドジャースの大谷翔平との縁についても触れた。「(大谷と佐々木は)2人とも非常に体格がいいね。翔平の方が少し背は高いかな。それから聞いた話では、彼のお父さんが翔平の高校時代の監督だったそうだ。それもすごい縁だと思う。彼は野球一家で育ってきたわけだし、そのバックグラウンドもある。改めて言うけど、とても聡明で地に足の着いた、謙虚な青年だ。我々の仲間になってくれて本当にうれしい」と語った。
佐々木のコミュニケーション能力についても「こうして普通に会話ができること自体、とても印象的だよ。私自身、18歳で大学へ進学した時のことを覚えているけれど、それでもアメリカ国内での話だった。それでも環境が変わることは不安だった。それを彼は異国の地でやっているわけだからね。非常に成熟していると思う。スタンフォードは素晴らしい大学だし、そこで野球をしながら学んだという事実だけでも、彼の知性を物語っている。それだけでなく、多くの同世代が選ばない道を自ら選び、挑戦した勇気も評価している」と評価した。
今後については「まだ詳しくは分からない。マイナーリーグ全体を統括しているレイチェル・バルコベックやヘクター・クレスポらが、彼を含めた全選手それぞれに最適な育成プランを作っていくことになる。だから、彼の次のステップについては、現時点ではまだ把握していない」とするにとどまった。

