ABS秋田放送

写真拡大

県内は23日も市街地でのクマの目撃が相次いでいます。

秋田市ではこの1週間で50件以上、目撃情報が寄せられている地域があり、警察や市が注意を呼びかけています。

山粼愛子記者
「クマの目撃が相次いでいる秋田市将軍野地区です。けさもこちらの住宅地でクマが目撃されました」

秋田臨港警察署などによりますと、23日午前6時30分ごろ、秋田市将軍野東の住宅地でイヌの散歩をしていた40代の男性が、体長約1メートルのクマ1頭を目撃しました。

同じ時間帯、付近では住宅敷地内にある畑などでも相次いでクマが目撃されています。

近くの中学校では、屋外での部活動中、ラジオを流しているほか、クマスプレーを携帯するなどの対策を行っています。

県のツキノワグマ等情報マップシステム、クマダスによりますと将軍野や寺内、土崎、外旭川の半径約1.5キロの範囲では、この1週間で50件以上の目撃情報が寄せられています

秋田市は住宅地ではクマの追跡は難しいと話し、住宅から離れた場所に捕獲用のおり、箱わなを設置しているということですが、午後4時時点で将軍野地区周辺で捕獲に至っておらず、警察とともに引き続き注意を呼びかけています。

♢♢♢♢♢

全国的にも市街地に出没するクマ、いわゆるアーバンベアが増えています。

こうした状況を受け環境省は「市街地クマ出没対策チーム」、通称「アーバンベア対策チーム」を設置。

22日に初めての会議が開かれました。

石原環境相
「国民の安全安心な暮らしを取り戻すために、本チームの取り組みを通じて人の生活圏へのクマの出没対策を一層強化をしましょう」

22日は先進事例として、福井県の担当者が緊急銃猟での対応やドローンを使っての追跡・捜索などを紹介しました。

対策チームは今後、自治体との情報共有を進めながらクマ被害対策にかかわる技術導入を促進し、安全対策の強化につなげたい考えです。

※7月23日午後6時15分のABS news every.でお伝えします