【W杯】イングランド 逃げ切り失敗 守りに入ったのが裏目に トゥヘル監督「後悔はない」
◇W杯北中米大会準決勝 イングランド 1―2 アルゼンチン(2026年7月15日 アトランタ)
守りに入ったトゥヘル監督の采配が、イングランドを60年ぶりの頂点から遠ざけた。1―0の後半40分からまさかの2失点。主将のFWケーンは「選手は走り、血と汗と涙を流し、全てを出し尽くしただけに本当に悔しい」と肩を落とした。
後半10分に右クロスをMFゴードンが押し込んで先制すると、指揮官は同27分に5バックに変えて逃げ切りを図った。重心が下がって攻め手を欠き、10分後のDF追加はさらに形勢を悪化させていく。先制後から同点にされるまでのボール支配率は12%。守備はついに崩れ、追加タイムに決勝点を奪われた。
ドイツ出身で外国人監督としてW杯初制覇を目指した指揮官は「(交代策の)責任は私にある」としながらも「後悔はない」と言い切った。一方でケーンと並ぶ今大会6得点でチームをけん引してきたMFベリンガムは、試合後にいら立ちを隠せずに相手の控えMFを平手打ちし、小競り合いとなった。

