神の手&5人抜きから40年…“神の子”擁するアルゼンチンとの因縁対決もイングランド側は淡々と「僕たちが生まれる前だよね」
ディエゴ・マラドーナの「神の手」と「5人抜き」に屈した1986年のメキシコW杯から40年、注目が集まる因縁の一戦にもイングランド代表の選手たちは淡々と向き合っているようだ。
北中米W杯準決勝で実現したイングランド対アルゼンチンのビッグマッチ。両国は1982年のフォークランド紛争に端を発した緊張関係がサッカー界にも波及しており、86年メキシコW杯の対戦ではアルゼンチンがFWディエゴ・マラドーナの「神の手」と「5人抜き」によるゴールで2-1の勝利を飾り、大きな禍根を残した。
続くW杯での対戦となった98年のフランス大会でも、アルゼンチン代表MFディエゴ・シメオネへの報復行為でイングランド代表MFデイビッド・ベッカムが一発退場に追い込まれ、因縁はさらに深化。一方、2002年の日韓大会ではベッカムのPKでイングランドがアルゼンチンを破っており、見事にリベンジを果たしていた。
W杯ではこれが24年ぶりの対戦。新たな決着に期待も集まるところだが、親善試合での対戦も2005年以来21年ぶりとあり、前回対戦を経験した選手は一人もおらず、イングランドの選手たちに大きな対立意識はないようだ。
14日、報道陣の取材に応じたDFエズリ・コンサ(アストン・ビラ)は両国の因縁について「それは僕たちが生まれる前のことだよね。僕たちは自分たち自身に集中しないといけないと思う」と控えめにコメント。「過去の歴史や因縁は忘れて、過度に熱くなりすぎず、ピッチに立って自分のベストを尽くすべきだと思う」と淡々と述べた。
さらにDFマーク・グエヒ(クリスタル・パレス)も因縁を振り返ることなく、「エキサイティングな試合だ。フットボールにおける2つの強豪国で、素晴らしい歴史を持つ2つの国の対戦になる」と位置付け、「選手としてはこれほどの大舞台でこれほどのビッグゲームに関われることがとにかく楽しみだ」と前向きに話した。
メッシとの対決についてもコンサは「素晴らしい選手で、おそらく史上最高の選手の一人だから僕たちはベストを尽くさないといけない」と敬意を口にしつつも、「ピッチにいるのは彼だけではない」ときっぱり。「他にも優れた選手がいるので、自分たちに集中して、自分たちのゲームプランを実行したい」と冷静な姿勢を保っていた。
(取材・文 竹内達也)
北中米W杯準決勝で実現したイングランド対アルゼンチンのビッグマッチ。両国は1982年のフォークランド紛争に端を発した緊張関係がサッカー界にも波及しており、86年メキシコW杯の対戦ではアルゼンチンがFWディエゴ・マラドーナの「神の手」と「5人抜き」によるゴールで2-1の勝利を飾り、大きな禍根を残した。
W杯ではこれが24年ぶりの対戦。新たな決着に期待も集まるところだが、親善試合での対戦も2005年以来21年ぶりとあり、前回対戦を経験した選手は一人もおらず、イングランドの選手たちに大きな対立意識はないようだ。
14日、報道陣の取材に応じたDFエズリ・コンサ(アストン・ビラ)は両国の因縁について「それは僕たちが生まれる前のことだよね。僕たちは自分たち自身に集中しないといけないと思う」と控えめにコメント。「過去の歴史や因縁は忘れて、過度に熱くなりすぎず、ピッチに立って自分のベストを尽くすべきだと思う」と淡々と述べた。
さらにDFマーク・グエヒ(クリスタル・パレス)も因縁を振り返ることなく、「エキサイティングな試合だ。フットボールにおける2つの強豪国で、素晴らしい歴史を持つ2つの国の対戦になる」と位置付け、「選手としてはこれほどの大舞台でこれほどのビッグゲームに関われることがとにかく楽しみだ」と前向きに話した。
メッシとの対決についてもコンサは「素晴らしい選手で、おそらく史上最高の選手の一人だから僕たちはベストを尽くさないといけない」と敬意を口にしつつも、「ピッチにいるのは彼だけではない」ときっぱり。「他にも優れた選手がいるので、自分たちに集中して、自分たちのゲームプランを実行したい」と冷静な姿勢を保っていた。
(取材・文 竹内達也)

